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小田急電鉄7000形LSEラストランに密着!案内役を務めた車掌の最後の挨拶とは?

2018.11.25

下り列車はMAX 107km/h

車内放送は、アナウンス体験からアンケートに変わり、好きな車両や質問などを乗務員が案内する。

好きな車両に関しては、やはり特急ロマンスカー車両が多く占めた。ほか、自社通勤形電車の8000形、他社の超豪華夜行列車、富士急行8500系(元JR東海371系)もあがった。

質問では、「展望室つき車両で非常事態が発生した場合、運転士はどのようにして避難をするのか?」があった。放送によると、50000形VSEと70000形GSEでは、運転席内の横の窓が非常口となっており、非常梯子を使って脱出するという。

このほか、「7000形LSEの最高速度は?」という質問に、乗務員は「110km/h」と回答。併せて、ラストラン下り列車の最高速度は、「小田急相模原―相武台前間の107km/h」も発表された。

多忙を極めるロマンスカーアテンダント

小田急レストランシステム(左側)の初代制服と、森永エンゼル(右側)の復刻制服。

小田急レストランシステムの2代目制服。

小田急レストランシステムの現行制服。

引上線停車中、もっとも多忙を極めたのは、ロマンスカーアテンダントだろう。乗客の記念撮影に応じたほか、商品購入も多い。今回は歴代と現行の制服で営業しており、「7000形LSEの38年」、「昭和から平成へ」、「20世紀から21世紀へ」の歴史を伝えている。当時を知る人はなつかしさ、初めて知った人は新鮮さが感じられたのではないだろうか。

7000形LSE がデビューした1980年12月27日当時の車内販売は、紅茶メーカーとタイアップしたシートサービスが特徴だった。日東紅茶は「走る喫茶室」、森永エンゼルは「エンゼルティールーム」と名づけて営業していたのだ。ロマンスカーアテンダントが客室巡回時に注文をとったあと、売店で飲み物をカップなどに注ぎ、注文主に届けるものであった。

しかし、1995年3月、ワゴンサービスに変更。その後、50000形VSEに限り、シートサービスを復活させたが、2016年3月26日のダイヤ改正でワゴンサービスに統一。世の中が効率重視の時代に変わっても、“お・も・て・な・し”の心は永遠に変わらない。

開成駅前のロンちゃん

7000形LSEを思う存分撮影できたのは、小田原駅だろう。

14時51分、引上線を発車。先頭車は1号車から11号車に変わり、小田原7番ホームへ。松村車掌の車内放送によると、このホームから上り列車が発車するのは珍しいという。私の推測だが、7000形LSEが7番ホームに戻ることで、隣の東海道本線6番線で待ち構えるレールファンに再び撮影しやすいよう、“心配りのダイヤ”を組んだと思う。

小田急では初めて展望席を導入した3100形NSE。

14時56分、大勢のレールファンに見送られ発車。開成を通過すると、進行方向右側には「ロンちゃん」こと、3100形NSEの先頭車3181が後輩最後の力走を見届けた。

3181は2002年にこの地へ移り、今では足柄上郡開成町のシンボル的な存在といえよう。毎月第2・4日曜日の10時から15時まで、車内も公開されている(臨時公開もあり)。

後刻、ロンちゃんに会うと、上屋がないことも影響したのか、車体に傷みが見られた。

小田急では7000形LSEの装備品を活用するプロジェクト「Romancecar Memorial Parts Project」(http://bit.ly/2QbvkOx)を2018年10月20日から開始し、ロマンスチェア、ロマンステーブル、ロマンスウォッチ、ロマンスTシャツを数量限定で販売。販売収益の一部は、ロンちゃんの保存管理費用として、足柄上郡開成町へ寄付するという。

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