MT(マニュアル)車の場合
(1)パーキングブレーキがしっかりとかかっていることを確認
(2)クラッチを床まで踏み込む(クラッチスタートシステム)
※車種によっては、クラッチスタートシステムがついていない場合も。
(3)シフトレバーのポジションを「ニュートラル」にする
※実はMT車の場合、クラッチさえ切っていれば、エンジンがかかることがほとんど。ただし通常は、安全のため上記の方法で。
MT車のエンジン始動方法は、キータイプもプッシュスタート式でも上記の手順までは同じ。
【キータイプ】
(4)キーを挿し込む(「LOCK」という表示)
(5)キーを一段まわす(「ACC」という表示まで)
※まだエンジンはかからないが、アクセサリー電源がオンになるため、ナビの操作や窓の開閉などができる。ただし長時間だとバッテリーあがりの原因に。
(6)さらに「ON」から「START」までまわすと、セルモーターでエンジンが始動するので、キーから手を離す
※手を離すとキーは自動で「ON」のポジションに戻る。
【プッシュスタート式】
(4)「エンジンスタート」のボタンを押すとエンジン始動
※スマートキー(電子キー)を所持もしくは規定範囲内にあることが条件。
※クラッチを踏まずにエンジンスタートのボタンを押すと、キータイプのように「ACC」モードなどを選択できることも。
ちなみにプッシュスタート式の場合、スマートキー(電子キー)の電池が切れてしまうとドアロックの施錠・解錠はおろか、通常のエンジン始動ができなくなってしまう。
ドアロックについては、エマージェンシーキーもしくはメカニカルキーなどと呼ばれているキーがスマートキーに内蔵されているので、それを鍵穴に差し込んで解錠できる。
エンジン始動については、ブレーキペダルをしっかりと踏んだ上、電池切れのスマートキーをエンジンスタートボタンに接触もしくは近づけると、かけられるようになる場合が多いので、いざという時のために取扱説明書を確認しておくと役立つだろう。
文・撮影/土屋嘉久(ADVOX株式会社 代表)
クルマは走らせてナンボ!をモットーに、どんな仕事にも愛車で駆けまわる日々。クルマのほかにもグルメやファッション情報、また小学館Men’s Beautyでは、男性に向けた美容・健康法、化粧品情報なども発信。