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レクサスのセールスマンに教わったこと

2014.07.09

 自動車ライターを生業にしていることもあってか、クルマ選びの相談を受けることが多い。最近、受けた相談は、親戚の叔父貴からのものだった。聞けば、これまで乗ってきたトヨタ『クラウン』を買い換え、生涯最後のクルマになると思うから、思い切って、ベンツかBMW、もしくは、レクサスに乗りたいと言い出したのだ。具体的には、メルセデス・ベンツ『Cクラス』、BMW『3シリーズ』、レクサス『IS』が候補車だという。

 クルマ好きで、運転歴も長く、いたって健康だが、70歳を超えている。クルマに乗るのも、ゴルフに出かける時、たまの旅行、日常的な買い物ぐらいだ。ただ、今まで一度も乗ったことのないブランドのクルマに乗りたいという意欲を持つのは素晴らしいことだと思ったので、できる限りの協力をしたいと思った。だが、話を聞き始めてすぐ、即答できない質問を受けることになった。

■「新車保証」といっても各社各様

「新車からの保証期間が、レクサスは5年なのに、ベンツは3年、BMWは3年、オプションで+2年と、それぞれ違う理由は、なぜか知っているか?」

 知らない……正直、全く気にしたことがなかった。というのも、最近の新車なら、3年、5年で故障することなど、ほとんどないと考えていた。“輸入車は壊れやすい”というのも、もはや過去の話だ。

 それに故障といっても、乗り方や使い方で違ってくるわけで、誰もが納得できる保証制度などあり得ない。もっと穿った見方をすれば、国内メーカーにしても、インポーターにしても、3年なり5年なり、保証するコストは販売価格に薄くのっているわけだから、“長ければいい”というものでもない。

 ただ、きちんと答えられなかった悔しさもあったのか、詳しく知りたいという気持ちが高まって、ディーラーに出向いて話を聞いてみることにした。すると、ここで思わぬ発見をすることになった。それも、3社3様でおもしろかったので、紹介したい。

 まずは、BMWから。「3年の保証」は、消耗品を除いた部分、つまりエンジンやトランスミッションなどに適用され、『3シリーズ』なら8万円のオプションサービスを購入すればそれから2年間延長できるという。

「2年間は“保険”のような意味合いではなく、あくまでも“サービス”です。故障がなく、使うことがなければ、返金します」

 ちなみに、消耗品だけに適用する「BSI」という別のオプションサービスも用意しているという。これらを組み合わせて有効に活用すれば、維持費を節約することができるというのだ。ただ、仕組みが複雑で、ちょっとわかりにくい気がした。

 70歳過ぎの叔父貴が、きちんと理解して使いこなせるだろうか。今まで、トヨタの担当セールスマンが執事のように何でもやってくれていたという叔父貴がだ。クルマに何を求めるのか己と向き合って、時に己を主張して、弁の立つセールスマンと渡り合うようなことができるのだろうか。少し不安になった。ただ、それができるのであれば、魅力的な保証内容となるに違いない。

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