「オールデイウォークのフラットシューズは、順天堂大学スポーツ健康科学部バイオメカニクス研究室との産学協同プロジェクトによって生まれた、スニーカーのテクノロジーを搭載したパンプスだ。最大の特徴はインソールにある。
土踏まずにフィットするアーチサポート、歩行メカニズムの解析により着地時の衝撃をやわらげる低反発EVAをかかと部分にインソールに配置。蹴り出したときに推進力をアシストする高反発EVA素材はインソール全面に採用している。前滑りを軽減するラテックスパッド、ムレにくい吸水速乾機能のインソール、靴の底面のアウトソールは全面ラバー製で、高反発EVAを内蔵しているので、やわらかく滑りにくい。
取材で1日中歩くことも多いので、フラットシューズはマストの条件だが、さらに歩きやすさの機能が加わっているようなので、「オールデイウォーク」のフラットシューズを試してみることに。
サイズは23cmだが、足幅が9.5cmと幅広で、親指の付け根が出っ張っている外反母趾の傾向があり、靴は足入れを重視している。足囲サイズのワイズは3E を目安にしているが、「オールデイウォーク」は2E。履いてみると、親指付け根部分の骨が当たり、足幅がきつい感覚。左足より小さい右足はフィットしたが、骨の出っ張りが大きい左足はきつい。ワンサイズ上の23.5cmで試すと、きつかった左足はほどよくフィット。
「オールデイウォーク」はインソールが取り外し可能なため、緩くなった小さい方の右足は他のインソールと重ねて調整がすんなりとできた。足幅が広い人はワンサイズ上のもので試して、インソールで調整する方がいいかもしれない。実際に店舗で履いてサイズ感を確かめてからの購入をおすすめする。