●初めに決めたコースの今、どこを走っているか?手帳はゴールへの道標(みちしるべ)です
←やしろ・ひでき●1964年東京生まれ。著作権法や知的財産権法に精通した弁護士として活躍中。『ひるおび!』などにコメンテーターとしても出演。
もう10 年近くクオバディスの手帳を愛用しているという八代さん。以前は一回り小さいサイズを使っていたが、書き込める量が少なく感じるようになり、今のタイプに替えたという。
「仕事の量というよりは、書き込む量が増えたんです。ほぼスケジュール管理にしか使ってなかったのが、それ以外の要素も書き込むようになったんですね」
それ以外の要素とは、1年の目標。年始に書いて、年末に達成度を検証しているのだ。「今年だったらイタリア語の勉強を始めるとか、月に本を10冊読むとか、月に100㎞走るとか……。書いておかないと、年始と年末で別人になってしまうんです」
年始は志が高いのに、次第に忙しさにかまけてグダグダになってしまったという経験は、八代さんならずともあるだろう。
「年末まで年始の高い志を持った自分でいたいので、ゴールを記して追い込むんです。今年は8月時点で815㎞走っているので、ランに関しては順調ですね」