〈〝和の未来〟をコンセプトにした インテリア〉
「四季を表現した飾り柱でお出迎えします」
◆グランクラス
デッキには、北陸で見られる四季折々の動植物が描かれる。漆塗りのような質感もポイント。
立山に生息するライチョウ。飾り柱に、その姿が見て取れる。
「前田家の別邸からインスピレーションを得ました」
◆グリーン席
シートと床は群青色がメインカラー。設計者らが成巽閣をイメージしてデザインした。
成巽閣の〝書見の間〟は、天井や壁が群青色で装飾されている。
「色彩豊かなシートで旅の期待感を高めます」
◆普通席
加賀友禅に使われる伝統色〝加賀五彩〟などからヒントを得たエンジ色が基調となっている。
座席の格子柄は、城や商家の漆喰仕上げの白壁を想起させる。