■この時期に問い合わせが急増するお盆に関する様々な疑問
Q. 盆棚に使用した飾りやお供え物の処分はどうしたら良いか?
A. 食べられるものはお召し上がりになり、その他のものは半紙など包んで処分する。盆提灯や盆棚、ほうろくなどは綺麗にしてから翌年も使えるようしまっておこう。
Q. お盆に、親戚や知人からお花やお供物を送って頂いたり、「御仏前」を包んで頂いたら、お返しはどのようにすれば良いか?
A. 金額にもよるが、ご供養の気持ちでいただいたものなので、お返しをするのが一般的。お返しの品は、半返しか1/3返し位を目安にすると良い。
Q.親族ではない方の家へお盆のお参りに伺ってもよいのものか?
A.伺うこと自体に問題はない。事前に伺う日時などの連絡を入れるとよい。
じつは、夏の風物詩としてイメージされる盆踊りも、お盆の行事であることをご存知だろうか。平安時代に行われていた「念仏踊り(ねんぶつおどり)」が由来といわれ、カネや太鼓を打ち鳴らして踊り、お盆に帰ってきた先祖の霊を慰めるために行われていた。やがて、各地に広まった念仏踊りは江戸時代以降、娯楽性が高まり、地域の人々が交流の場にもなっていったのだ。