■さっそくWindows 10に…
本来ならここで使用感をレポートするのが通常の流れだが、今回はまずOSをWindows 10にアップグレードしてから、使用感のレポートを行うことにする。なぜアップグレードを先に行うかというと、この価格帯のWindowsタブレットはスペックに大きな差はなく、おおむね「メールやネット、文書作成などの作業は問題なく行えるが、3Dグラフィックのゲームなど、高スペックを要求されることには向かない」という、似たような評価になるからである。そこをあまり掘り下げても仕方がないので、今回はWindows 10にアップグレードした後、Windows 8.1の頃と同じように動作するか? 不具合などは発生するのか? などといった点をレポートする。(※Windows 10へのアップグレードはメーカー保障対象外になる場合もあります。)
アップグレード自体はとても簡単で、Windows Updateから案内される手順に従っていけば戸惑うことはないだろう。ただし1時間以上かかるので、時間に余裕があるときに行ったほうが良い。
アップグレード作業は何一つトラブルなく完了。アップグレード前に設定したアカウントやネットワーク設定などは、アップグレード前のものがそのまま引き継がれていた。今回購入したタブレットが比較的オーソドックスな構成だったのもあるのだろうが、ここまでスムーズなWindows OSのアップグレードは初めてだ。