
今、マクドナルドが、秋の限定商品「あんこパイ」を売り出している。昨年も10月から期間限定で販売され、人気を誇った商品だ。サクサクのパイの中に、あずきが入っており、甘さは控えめ。もちろん提供されるときはあつあつの状態。小腹を満たす秋スイーツとしてぴったりの商品だ。
しかしこのあんこパイ、どうしても「揚げ物」「スイーツ」という点で、ダイエット・ヘルシー志向の人達にとっては、抵抗があるのではないだろうか。とはいえ、期間限定とあれば、ぜひ堪能しておきたい気持ちもある。
そこで、あんこパイはどれくらいのカロリーがあり、どのような健康効果があるのかを管理栄養士に聞いてみた。
■あんこパイVs.ホットアップルパイ
まずは「あんこパイ」と、マクドナルドの定番パイ「ホットアップルパイ」の栄養成分を数字で比較してみよう。気になるカロリーについては、あんこパイは283kcal、ホットアップルパイは211kcalと、わずか72kcalの差であんこパイのほうが若干上手。カロリーだけでは、どちらが太りやすいかの判断は付きにくいが、中サイズのご飯茶碗一杯(140g)が235kcalと考えると分かりやすい。どちらもすぐにと食べられるパイだが、ご飯茶碗一杯分は食べていることは覚えておこう。
その他の目立った違いとしては、あんこパイのほうがたんぱく質、脂質、炭水化物すべてで量が多い点がある。炭水化物が多いのは、あんこの原料であるあずきに由来するものだ。