座敷わらし。それは東北地方を中心に語り継がれる、幼い子供の姿をした神霊のことである。その姿を見た者には、幸運が訪れるというが……。
※これは仕込みなしの実話です!
●屋内カメラのとらえたものは!?
●夜中に響き渡るアラーム音
〈2015年10月某日午後1時〉
宿に到着した取材班。座敷わらしに会えるかもという期待と、カメラに何も映らなかったらどうしようという不安が半々。果たして……。
星 ひとみさん
巫女の血筋を持つ家系に生まれ、多くのファンを持つ人気占い師。東洋占星術を基に統計学や人間科学などによって作り上げた「天星術」開祖。ケータイサイト「星ひとみ☆幸せの天星術」
【今回訪れたのはココ!】
出世の宿 旅館 菅原別館
座敷わらしに会える宿として有名で、1年先まで予約で埋まることも。1泊2食付き1人1万2000円。予約は1日3組まで。
〒020-0881 岩手県盛岡市天神町1-30
電話:019・622・3330
10月某日、座敷わらしの姿をとらえるべく、我々取材班は、岩手県盛岡へ向かった。東京駅から盛岡駅までは、新幹線「はやぶさ」号で2時間11分。盛岡駅からタクシーに乗り15分ほどで、目的地の旅館「菅原別館」に到着した。
玄関を入ると、我々の目におびただしい数の人形やぬいぐるみが飛び込んできた。これらは、宿泊客が座敷わらしへのお土産として持ってきたものらしい。我々取材スタッフには霊感など全くないため、今回はこの世界に造詣の深い占い師、星ひとみさんに同行してもらうことにした。
「玄関から廊下の奥へと、気の流れを感じます。『こっちだよ』と呼びかけられているようですね」
さっそく気配を感じたようだ。
●人形ぬいぐるみがあちこちに……高まる期待!