OLYMPUSの大三元レンズ『M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO』でグラドルを撮る！

■Performance

実際にどんなふうに写りが違うのか？　その疑問を解決するため「アンティークスカフェ」をお借りして撮影を敢行した。モデルは現在、「発掘！グラドル文化祭」に在籍中のこうやもゆさんにお願いした。ライティングにはソフトボックスを使用、こちらは別途記事で紹介予定である。比較用に同じアングルから『M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ』でも撮影している。『M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO』はPROシリーズだけあって開放から解像度が高く、シャープでクリアーで文句なしの描写力を発揮してくれた。ポートレートモードにしてもシャープするぎるので、アイドルを撮るにはどうかと思うが、いつでもシャープというのはOLYMPUSのレンズとカメラ全てにあてはまる傾向なので、特にPROシリーズに限ったことではない。暗すぎるシーンではAFが効かないこともあったが、素早くMFに切り替えられるで問題なかった。

M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ　1/13sec F3.5 ISO400 28mm相当

普段から取材に使っているキットズーム。写りはいい、歪みも少なくこれで問題ナシ

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO　1/20sec F2.8 ISO400 24mm相当

24mm（35mm換算）まで使えるので、さらにワイド。そして開放絞り値F2.8と明るいが、その差は画像からわからないか

M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ　1/13sec F3.5 ISO400 28mm相当

先ほどの画像の左の窓を100％で表示させると、宇宙人とかアラジンのブルーフレーム対流式ストーブとかカメのフィギアがかなりぼんやりしている。三脚を使っているのでピンボケではない

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO　1/20sec F2.8 ISO400 24mm相当

同じ部分をPROシリーズで比較すると、こちらはピントはシャープでディティールがハッキリしている。さすがPRO、確かに開放からシャープで収差の少ない画像である