OLYMPUSの大三元レンズ『M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO』でグラドルを撮る!
2015.11.19■連載/ゴン川野の阿佐ヶ谷レンズ研究所
■Introduction
私は最近OLYMPUS『OM-D E-M10MKII』を仕事カメラに使っている。使用レンズは『M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ』というパンケーキズームレンズだ。最近、望遠が必要なので『M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.5-5.6 R』を買い足した。重さは標準ズームが93gで望遠ズームが190g、合計283gとビジネス用の薄型ショルダーバッグに入れてもラクラク運べる軽さを誇る。次に欲しいのが75-300mmと9-18mmなのだ。PREMIUMとかPROシリーズにまで手が回らない。
取材用だからエフニッパチの『M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO』と思うかもしれないが、取材では絞って被写界深度の深い写真を撮りたいのでF2.8で撮ることはあまりない。さらに暗い時にもE-M10MKIIなら高感度+5軸手ブレ補正があるので明るいレンズは必要ない。まあ、ほんとに暗い時はF2.8でもダメダメなのでニッシン『i40』などのクリップオンストロボを天井バウンスさせることになる。確かにPROシリーズは光学的に歪みを徹底的に抑えているが、仕事で使うならレンズは軽い方がいい。あとはコマ収差とか色収差、フレアやゴーストに強いなどの光学性能だが、これも取材時はあまり関係ない。ということでPROシリーズはまだ買っていないのだが、せっかくなので『M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO』をお借りしてポートレートを撮ってみた!