走りだけでなく安全性能まで追求した『ロードスター』に軍配
◎マツダ『ロードスター』
[運転性能]約100kgの軽量化やサスペンションなどの見直しによって、素直でシャープなハンドリングが楽しめる。19点
[居住性]2シーターゆえ室内に物を置く場所はないが、大人が2名乗っても窮屈感は少ない。トランクも使える。18点
[装備の充実度]充実した安全装備はスポーツカーの域を超えている。上級グレードはBOSEのスピーカー付きシートも選べる。18点
[デザイン]同社の魂動デザインを踏襲しつつ『ロードスター』のイメージも残し、個性的なデザインの量産化に成功。19点
[爽快感]片手でホロが開閉できるので手軽にオープンカーモータリングを楽しめる。内装色にもバリエーションが欲しい。18点
[評価点数]92点
◎ホンダ『S660』
[運転性能]パワートルクを街中でも出し切れるMTは、バイクのような感覚で走りが楽しめる。もう少しパワーが欲しい。19点
[居住性]シートは2名用だが『S660』は大人1人で乗るスポーツカー。ホロは耐候性も合格点。せめて小物入れが欲しい。17点
[装備の充実度]ホロの開閉は簡単にできる。手動でも不便さは感じない。安全装備や快適装備は期待できない。17点
[デザイン]かつての『ビート』のイメージを生かしつつ、最新のデザインで構成。ボディーカラーも鮮やかな色を揃えた。19点
[爽快感]街中でもキビキビと走り抜ける機動力が楽しい。実用燃費も試乗時に11?16km/Lを記録。18点
[評価点数]90点