お分かりいただけただろうか?
こ、これは、もはや工作! 子供には難しいのではなかろうか? と思うほど工程も多い。すると吉田さん、「これでも大分、要素を減らしたんです。担当者が、ラーメンといえば○○も入れたい! ▲▲もなきゃダメだろう! とこだわりたくなって(笑)。でも、既存の素材を工夫すれば、他の具材もつくれます。お客様なりの楽しみ方があるのも、この『ポッピンクッキン』のシリーズの特徴です」
確かに、小さな子供を台所に立たせるのはちょっと怖い。「ポッピンクッキン」なら、安全に、一緒にお菓子づくりを楽しめそうだ。「実際。ご購入いただくお客様から、子供とコミュニケーションを図るのに役立っている……などの声をいただいています。一方で、大人が本気でつくったものが、SNSなどにアップされていたりもします。また、海外の観光客の皆さまが『こんなお菓子、見たことない!』と、お土産に購入される人も多いようです。本当にうれしいですね」と吉田さん。
子供の教育だけに止まらず、親子、そして海外にまでコミュニケーションの輪を広げたクラシエ フーズの知育菓子。これらを食べて育った子供が大きくなり、テーレッテレー♪ と閃き、ノーベル賞を取る日が来るかも知れない!?
■関連情報
http://www.nerune.jp/product/#popin
取材・文/寺田剛治
モノ誌や旅行誌の編集部を経たのち、フリーの編集&ライターとして活動。玩具関連の仕事が多いが、なんだかんだ言って雑色系。「一度はみたい!日本一百景」(洋泉社)の企画・編集をしたのをきっかけに、全国の日本一を取材がてら探して回るのが趣味に。鉄道関連の仕事も多く、「走れ、さんてつ!」(徳間書店)、「中井精也のテツ模写」(洋泉社)も企画した。