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2018.11.09

急成長中の米国の人気スーパー「トレーダージョーズ」が提供する安さ+αの価値

停滞するWhole Foods Market VS 絶好調のTrader Joe’s

かつて「オーガニック食品を展開するスーパー」として特別なポジションを築いていた、アメリカの人気スーパーマーケット「Whole Foods Market(ホールフーズマーケット)」

しかし、今では多くのライバルに追撃されており、2017年6月には株価が4年前の半値に下落し、直後にアマゾンに137億で買収されることが発表されました。

ホールフーズの強力なライバルと言えば「Trader Joe’s(トレーダージョーズ)」

カラフルでオシャレなエコバッグが日本でも人気のスーパーで、年々売上を増加させており、今アメリカで勢いのある企業の1つです。

トレーダージョーズは、どのような戦略に基づき、ホールフーズを脅かす存在になったのでしょうか?

トレーダージョーズが取った5つのマーケティング戦略

1. ブランドを体現した、コンパクトで親近感のある店舗

実際にトレーダージョーズに足を運ぶと、店の小ささに驚きます。ホールフーズをはじめアメリカの一般的なスーパーマーケットの売場面積が約4,500m2なのに対し、トレーダージョーズの売場面積は1,000m2

アメリカのスーパーとは思えないほどこじんまりとした店舗には、ところ狭しとカラフルなパッケージの商品が並んでいます。

新商品は手書きのカードや小物と共に展示され、オリジナルトレーナーを着た活気あふれる店員が試食品を配布するなど、店内を歩いているだけでワクワクした気分にさせてくれます。

カジュアルで親近感のある店舗は、「トレーダージョーズ」というブランドを体現した場所になっています。

2. 厳選された、低価格で高品質なプライベート商品

ホールフーズとトレーダージョーズ、どちらもオーガニック食品を専門とするスーパーですが、大きく異なるのは品数とプライベートブランドの構成比。

ホールフーズが棚に約50,000種の商品を陳列しているのに対し、トレーダージョーズの在庫数は約4,000種。

そして、トレーダージョーズで販売している商品の80%はプライベートブランド(PB)です。

「プライベートブランド」と聞くと、「安かろう悪かろう」というイメージを抱きますが、トレーダージョーズのPBは、安価なだけでなく、人口着色料、香料、防腐剤、トランス脂肪酸などの有害物質が含まれていない、質の高い美味しい商品を提供しています。

プレゼントにも最適なお洒落なパッケージのお菓子から、ホリデーを盛り上げてくれる季節限定商品まで、目でも舌でも楽しませてくれるPBが用意されています。

3. 低価格を実現する様々な戦略

トレーダージョーズがクオリティの高い商品を安く提供できる理由。それは以下のような戦略により実現されています。

・品数絞込み戦略

品数を絞って、サプライヤーから一度に大量購入することで、仕入価格を抑えています。例えば、「チャールスショー」というPBのワインは、大量購入することで、一定以上の品質を維持しながら、2ドル99セントと驚くほどの低価格を実現しています。

・エブリデー・ロープライス戦略

トレーダージョーズでは基本的にセールを実施したり、チラシを発行して「本日の目玉商品」等のプロモーションを実施することはありません。年間を通して価格を恒常的にしているため、1つ1つの商品に関しては競合他社より高い商品はあっても、年間を通して買い続けると2~3割安くなる価格戦略「エブリデー・ロープライス戦略」をとっています。

・NO店内加工戦略

多くのスーパーでは、肉や魚を店内で加工し、対面販売していますが、トレーダージョーズでは店内での加工作業は一切行っていません。

そのため肉類は全てパックに入って販売されており、これが人件費削減に繋がっています。

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