デザインも大人のスポーツシューズの要素を取り入れ、ソールはグリップ力を高める“最速恐竜オルニトミムスのかぎ爪”、可動域を高めるサイドの蛇腹構造は“ティラノサウルスの背骨”をモチーフにした小学生が「カッコいい!」と感じる仕様に。カラー、デザインのランナップは面ファスナーモデル、靴紐モデルの全3種×各3色の全9種(各4212円・税込)で、シューズ本体にセンサーユニット1個が付属。サイズは19cm~24cm。
自身も小学生の子供を持つ、開発担当者の中澤洋介さんはこう話す。
「小学生の息子にどんな靴が欲しいかと聞くと、足が速くなる靴が欲しいといつも言っていた。調べてみると、子どもたちは足が速くなりたい思いが強いことがわかり、その思いに応えられる商品を出せないかというのが開発のきっかけだった。
子どもが一番カッコいいと思うデザインを考えたが、靴の購入の決定権を持っているのはお母さんなので、大人のスポーツシューズのトレンドも取り入れた。開発では楽しさとトレーニングのバランスに非常に気を遣い、楽しんで使ってもらうために数値の見える化、モチベーションを上げる称号、バトル要素を加えた。
今の小学生は外遊びが少なくなっているので、フィールドモードを搭載して日常で少しでも走る回数が増えればいいと考えている。アルティメットモードは6つのメニューをどれも簡単にできるように時間や動きを考えている。ひとつだけ極めるのでもいいし、6つをバランスよく鍛えてもいいので、親子で楽しんでもらえれば」
実際にアンリミティブを日常で履いてトレーニング、データを蓄積している、子どもモデルの新井秀吾くん(小4・10歳)がデモンストレーションを行った。
「友だちの履いている靴よりおしゃれ。履きやすいので友だちと遊びに行く時にも履いている。称号もかっこいいし、友だちとも競争してみたい。バトルゲームや育成ゲームが好きで友だちと盛り上がっているのでゲーム機能は面白い。ゲームばかりやっているとお母さんにすごく怒られるが、これはゲームだけど怒られずにできた」(新井くん)