ウインカーの未来のカタチ
ステアリング内の左右の←(矢印)マークのボタンがウインカー。
実は、数年前からフェラーリでは、あの元F1ドライバーのミハエル・シューマッハが考案したといわれるボタン方式のウインカーを採用している。このウインカーは、レバーではなく、ステアリング内にある左右のボタンを操作するというもので、ハンドルから手を離さずに済む画期的なシステム。さらに、これならば、左右どちらのハンドルであっても設定を変える必要がない。
赤丸で囲った部分がウインカーのスイッチ。
また、同じくステアリング内にスイッチのあるランボルギーニは、左側だけにまとめてあるものの、指先だけで切り替えができるのでとても便利。今後は、いずれかの方式とも一般的になるかどうかは分からないが、結局のところ、慣れるまでは使いづらいということになりそうだ。
文・撮影/土屋嘉久(ADVOX株式会社 代表)
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