洗顔、保湿の簡単2ステップ
日本での販売を担うシック・ジャパン マーケティング部の中町都氏によると、日本の男性スキンケア市場は約200億円。身だしなみ、清潔感がキーワードになり、2012年から2017年の5年間で約25億円と市場規模が拡大している。内訳は洗顔が36%、化粧品、乳液が各30%程度の洗顔と保湿が中心。しかしながら、ひげそりをしている割合は92%と高いものの、化粧水、ローションでケアしているのは19%と、日本人男性はスキンケアを行っている人が少ない状況とのこと。男性スキンケア市場は伸びている一方で使用率は限られており、今後市場拡大の余地が残されている。
手間のかかるスキンケアを嫌う男性も多いことから、ブルドッグのスキンケアはフェイスウォッシュで洗顔、その後にモイスチャライザーで保湿の簡単2ステップ。スペシャルケアとして1週間に1~2回程度、フェイスウォッシュをフェイススクラブに置き換えることでより効果的なスキンケアができる。水だけで洗うのではなく洗顔料を使ってしっかり汚れを落とすことが重要なステップ。スクラブは粗い粒子が入っておりマッサージのように使うと、古い角質を取り除く「ピーリング」も得られる。
ステップ1・肌を湿らせた後に2~3cmのスクラブ(通常はフェイスウォッシュでOK)を出して手になじませる。優しくマッサージするような感覚で顔全体に広げる。面積の広い頬、額、鼻のあたりを丁寧になでるようにして伸ばしていく。
スクラブの場合、通常の洗顔同様に洗い流すと汚れと共に古い角質も取れるので、つるんとした肌感覚になる。男性は脂分を落としたいとごしごしとこする人も多いが、あまりこすると逆に肌を傷めるので軽くなでるように洗顔してしっかりと洗い流すのがコツ。洗顔が終了したら、こすらずに顔を押さえるようにタオルドライ。
ステップ2・仕上げにモイスチャライザーの適量を手のひらに取りなじませてから、額、頬、鼻とぬっていく。クリーム状だとべたつくのではと思う男性も多いが、ブルドッグのモイスチャライザーはとても軽く伸びの良いテクスチャーでべたつき感がなく手軽に使える。
【AJの読み】手ごろな価格やべたつきのないテクスチャーでスキンケア初心者におすすめ
水だけで顔を洗う、洗顔後はなにもつけないという男性はかなり多く存在する。化粧をしない男性でも皮脂や毛穴の汚れはたっぷりついているのに、肌がカサカサになってつっぱるのになぜスキンケアしないの?と疑問に思っていたが、洗顔剤を使うのは面倒、保湿クリームはべたべたして気持ち悪いというのが大きな理由なのだろう。
ダフィー氏によると、乾燥しやすい欧米では保湿クリームが男性スキンケアのメインだが、日本では化粧水を使う男性が多いとのことで、スキンケアをしている男性でも保湿はべたつくクリームを嫌って化粧水で済ませるということか。
ブルドッグの保湿クリームはかなりさらさらしたテクスチャーなので、べたつきが嫌だという男性諸氏にも受け入れられるのではないかと思われる。さらに価格もプチプラで手軽に試してみようという気持ちになれそう。日本ではすでにAmazon、LOHACOで先行販売しレビューもおおむね好評。店頭ではロフト、東急ハンズでの店頭販売を開始している。
文/阿部 純子