スマホを使う上で、必ず付いて回るのが「バッテリーの充電切れ」問題。メールにスケジュール確認、電話にゲームなど、イマドキのスマホは多機能になった分だけ使用頻度も増え、気が付けばバッテリーの残量が大ピンチ! なんてことも……。
そうなると、バッテリーの残量確認が重要になってくるが、先日発売したばかりの iPhone XSは、その表示に驚きの変更が加えられている。どういうことなのか? この記事で解説していこう。
iPhone XSではバッテリー残量がパーセント表示できない?
iPhoneのバッテリー残量は、画面上部のステータスバーにアイコンで表示されている。ただ、それだけでは正確な残量がわかりにくいので、その脇にある
パーセント表示を併用して確認している人がほとんどではないだろうか。
ところが、昨年発売されたiPhone Xでは、ステータスバー上でのバッテリー残量に、パーセント表示がされなくなってしまった。前面カメラや、Face IDで使用するセンサー類が配置されている「ノッチ」と呼ばれる画面の切り欠き。バッテリー表示は、この横の狭いスペースに配置されているので、パーセント表示が省略されたと予想されている。
これは先日、発売されたばかりのiPhone XS/XS Maxにおいても同様だ。なお、これはハードウェア上の問題なので、iPhone Xを最新のiOS 12にアップデートしても、ステータスバー上にパーセント表示はできない。
iPhone XSでバッテリー残量をパーセント表示する簡単な方法は?
ちょっと不便になってしまったiPhone XSのバッテリー表示だが、解決する方法はいくつかある。もっとも簡単な方法は、コントロールセンターを呼び出すことだ。
コントロールセンターは、「ノッチ」の右側のステータスバーの部分から、下にスワイプすると呼び出せる。このコントロールセンター上では、右上のバッテリーアイコンの横に残量のパーセントが表示される。
アプリを使ってiPhone XSのバッテリー残量を表示させる方法
バッテリーの状態をパーセントで詳細に表示させる方法として、アプリを利用するのも一つの手だ。アプリによっては、ただ残量をパーセント表示するだけでなく、あとどれくらい使用可能なのか、具体的な時間で教えてくれる機能もあって便利だ。
数あるバッテリー残量表示アプリの中でも、とくにおすすめなのが「長持ち節電バッテリー 快 -KAI- for iPhone」だ。使用可能な残り時間も、音楽再生やゲームなどの項目ごとにわかるようになっていて、細かく把握できる。また、バッテリー残量だけでなく、データ通信量も表示する機能がある点もありがたい。
iPhone XSのバッテリー残量はウィジェットで表示する設定も可能
バッテリーの残量は、あらかじめウィジェットに登録しておくことでも、パーセントの表示が可能になる。ウィジェットは、ホーム画面を右にスワイプすると現れる。ここで「編集」をタップするとウィジェットを追加できる画面になるので、ここから「バッテリー」を登録すれば設定は完了だ。