スマホのデータをパソコンに転送(iPhone編)
同じスマホでも、iPhoneとAndroidでは操作が異なります。
iPhoneのデータ移行は、基本的にiTunesを使います。そのためiTunesをインストールしておきましょう。
パソコン転送の手順
1. 最新バージョンのiTunesがMacにインストールされているかを確認する。
2. 初めてパソコンとiPhoneを繋ぐ場合、iPhone側に「このコンピュータを信頼しますか?」という表示が出るので「信頼」をタップ
3. iTunesを起動・選択し「環境設定」をクリック。
4. 表示された設定画面にある「デバイス」を選択し、「iPod、iPhone、および iPad を自動的に同期しない」にチェックをいれ、「OK」をクリック。
5. Macで写真Appを開く。
6. すると写真AppにiPhone上の写真が表示されるので、目的の写真をクリックしてから、「選択項目を読み込む」をクリック(全ての写真を読み込みたい場合は「全ての新規項目を読み込む」をクリック)。
以上がiPhoneからMacにデータを転送する方法になります。しかしiPhoneからWindowsにデータを転送する場合、少し方法が変わるので併せてご紹介します。
Windowsへの転送手順
手順は、1~4まで前述と同様です。5番目以降、パソコンでの操作が以下のようになります。
5.「スタート」を右クリック。
6.「エクスプローラー」をクリック。
7.「iPhone」を右クリックし、「画像とビデオのインポート」をクリック。
8.「すべての新しい項目のインポート」を選択し、右下にあるインポートをクリック。保存先を指定したい場合は「その他のオプション」を選択。
USBケーブルを接続しても認識されない時は?
まず、Air Dropでデータを共有する方法があります。Air DropとはApple製のデバイスのみでデータをやり取りする機能です。
iPhone側
1. 写真Appを開き、送信したい写真や動画を表示して、画面左下にある「共有アイコン」をタップ。この際複数のファイルを選択して送信することも可能。
2. するとファイルを共有できる相手が表示されるので、送りたいデバイス(Mac)をタップ。
3. 受信側が受け入れると、送信が開始される。
Mac側
1.「Finder」からAir Dropを開く。
2.「このMacを検出可能な相手」を選択して「連絡先のみ」または、「全員」をクリック。
3. 送信側がこのMac選択すると、ポップアップが表示されるので、「受け付ける」をクリックする。
次に、フォトストリームを利用する方法があります。フォトストリームとは撮影した写真や、読み込んだ写真を全てのデバイスで自動的に表示する機能です。過去30日分、最大で1000枚の写真が保存されます。
iPhone
「設定」→「自分の名前」→「iCloud」→「写真」の順で開いていき、「マイフォトストリーム」をONにする。
Macの場合
1. 写真Appを開き「環境設定」を選択し、「iCloud」をクリック。
2.「マイフォトストリーム」のチェックボックスにチェックしてONにする。
3. するとマイフォトストリームの写真はサイドバーの「マイフォトストリーム」アルバムに表示される。
Windowsの場合
1. まだの場合はiCloud for Windowsをインストール。
2. iCloud for Windowsをクリックし、「iCloud設定を開く」をクリック。
3.「写真」にチェックを入れ、「オプション」をクリック。「マイフォトストリーム」をONにし、「適用」をクリック。
まとめ
スマホとパソコンをつなぐ方法をいくつかご紹介しました。ぜひご自身でやりやすいものを実践して頂き、みなさまの思い出を保存する一助となれれば幸いです。
文 / くらみ