ビットコインを超える将来性
Bitcoin Cash(ビットコインキャッシュ)
取引の処理スピードがビットコインの10倍以上
2017年8月にビットコインから派生したのがビットコインキャッシュ。基本的な性能はビットコインと同じだが、取引を処理するスピードが1秒間で80~90件程度と大幅にアップしている。その結果、支払いや送金サービスの処理で優位に立つことに。これは、将来、仮想通貨が日常的な支払い手段となった時に大きなメリットになると見られ、ビットコインよりも普及が進むと予想する専門家は少なくない。
〈あらしょー’s CHECK〉これまで海外の取引所でアルトコインを購入する際は、ビットコインを使うのが一般的でした。しかし、最近はビットコインキャッシュで購入できる取引所が増えてきました。普及の追い風になると見られています。
小口の送金は手数料無料
Stellar(ステラ)
XRPをベースにした個人向け決済用仮想通貨
米リップル社の創業者が開発。中身はXRPとほぼ同じで、送金の性能が高い。ただし、XRPが銀行やグローバル企業など大口の送金に向くのに対し、ステラは個人やショップなど小口の国際送金の利用を想定している。そのため、少額の国際送金はXRPよりも早く、手数料も無料となっている。また、フェイスブックでの認証システムも使いやすい。
〈あらしょー’s CHECK〉米IBMと提携をして、世界各国の金融機関において、ステラを使った決済システムを構築するプロジェクトが開始しています。このプロジェクトの進展具合が、今後の価格形成に大きな影響を与えそうです。