日本が世界に誇る自動車産業。その中枢で働く社員たちは、いったい、いくらくらいの年収をもらっているのだろうか?
今回、そんな自動車・輸送用機器業界における「年収の高い企業ランキングTOP10」を発表する。なお本ランキングは、年間2000万人が訪れる企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」のユーザーが投稿した情報をもとに、自動車・輸送用機器業界に属する平均年収が高い企業をまとめたものだ。
自動車・輸送用機器業界
2位のブリヂストンに34万円の差をつけて日産自動車が第1位に。それでは10位から順番に、実際にその会社で働く社員の声を紹介していこう。
10位:三菱自動車工業(平均年収491万円)
「基本的には年功序列型なので、年齢を重ねればある程度のレベルまでは出世できる。良い上司に恵まれれば早くして役職に就くこともできる。基本給は徐々に上がっていくが、評価が良い者の伸び率はやや高め。業界水準で見れば、少々少なくは感じるが、大企業ならではの福利厚生は満足できる」
(海外営業/20代後半男性/年収400万円)
9位:マツダ(平均年収503万円)
「年齢に関係なく、等級によって給与が決まる制度となっている。若くても成果をあげて昇級することができれば、年齢に関係なく職位に見合った給与を貰うことができる。そのため、成果をあげ、評価を上げようというモチベーションアップにつながる」
(研究開発/20代後半女性/年収550万円)
8位:スズキ(平均年収520万円)
「出向先では寮が完備されていることが多いので、意外とお金はたまりやすいです。別で報奨金制度もあるので、成績が良い人間はやりがいあるかも」
(ルートセールス/40代前半男性/年収510万円)
7位:本田技研工業(平均年収573万円)
「ボーナスの割合が非常に大きく、会社の業績がよいと新卒でも年間100万円を超える金額が出る。また残業時間に制限があるものの、残業代は全額つくので、新卒時でも十分生活できるだけの給与が与えられる。昇給は基本的に年功序列で、管理職になると大きくアップするとのこと」
(法務/20代後半男性/年収450万円)
6位:トヨタ自動車(平均年収590万円)
「査定も年功序列と実績の中間で公正であり、特に不満はない。ボーナスは、特に業績に連動しており、昨今は満足な額をもらえている(※)。ランキング雑誌等で平均年収がさほど高くないのは、大卒以外も入っているからだと思う」
(プロジェクトマネージャー/30代後半男性/年収1050万円)
※2016年度に関する投稿