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現代人が1日に受け取る情報量は江戸時代の1年分だった!?

2018.10.02

平日に溜まった疲労を休日でリフレッシュ。そんなサイクルをスムーズにこなしているビジネスパーソンはどれぐらいいるのだろうか?健康情報を発信する『ウーマンウェルネス研究会 supported by Kao』は、疲労に関する意識調査を首都圏在住の 854 人(20 代~50 代男女)を対象に実施した。

8 割以上が疲労の蓄積を感じている

その結果、8 割以上が疲労の蓄積を感じていることがわかったという(グラフ 1)。また、最も疲労感の蓄積を感じるの は、週末に向かう金曜日・木曜日が上位にあがり、週明けの月曜日が3位であることから、週末にリフレッシュできていない人が多いことがうかがえる結果となった(グラフ 2)。

さらに、週末の実態について確認したところ、平日にたまった疲れが週末まで持ち越されてしまっていると感じている人は 約 9 割におよんだ(グラフ 3)。週末の過ごし方は「疲れをとるために自宅でゆっくり過ごす」が第一位にあがり(グラフ 4)、疲れを引きずり良い週末を過ごせなかったと感じている人は約 8 割という結果に(グラフ 5)。

週末を蓄積疲労の解消に費やし、良い週末が過ごせていないという現代人の実態が浮き彫りになった。

この結果から、国内約30社の企業の産業医を担当し、ビジネスパーソンの疲労に詳しい大室正志先生は、以下のように 述べている。

『近年、働き方改革で短い時間で高いパフォーマンスを求められるようになり、30 代後半世代のミドル層が疲 労の蓄積を訴えるケースが多くなっています。疲労の正体は“脳疲労”です。現代人はデジタル機器に囲まれ、交感神経が 優位な過緊張状態が続き、脳の疲労を加速させてしまいます。さらに、長時間のデスクワークにより身体を動かさない”運動 不足“も脳疲労に拍車をかけます。』

また、9 割が平日に蓄積した疲労を週末に持ち越しており、8 割以上が良い週末を過ごせなかったと回答している点につ いて大室先生はこういう見解を述べている。

『モバイル機器の発達は、どこでも仕事ができる恩恵をもたらしましたが、その一方で休みの日も仕事気分が抜けきらな い人を生んでしまう結果になりました。つまり、休日でも「仕事脳」がシャットダウンされないスクリーンセーバー状態で、完全に 休めているとは言い難い状況になっています。そんな状態でいると、疲労が取れないまま月曜日を迎えることになってしまいます。実は、休日に仕事モードをシャットダウンしてリフレッシュした人の方が、週明けから元気に仕事に取り組んでいます。充実した週末を迎えるために、金曜日の夜のうちに溜まった疲れを取っておくことが大事です。』

大室先生は金曜日に蓄積疲労をリセッ トすることをすすめている。

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