iOS 12にはかゆいところに手が届くアップデートが盛りだくさん。より快適に安全に、機能が強化されただけでなく、新たな楽しみ方も増え、iPhoneがもっと便利になる。
WWDCで初披露されたiOS 12には、iPhoneがより便利に使える工夫がいっぱい。
[iOS 12をチェックしたのはこの2人]
テックライター・太田百合子
毎年iPhoneを買い替え続けている本誌モバイル担当記者。この季節になると財布の中身がかなり心もとない。
編集部・中馬
OSアップデートを示すバッジを見ると、すぐ更新するiPhoneユーザー。
iOS 12で強化 〜 Do Not Disturb
いらぬ通知から解放される『おやすみモード』
大切な睡眠を妨害されることのないよう、通知音をオフにできる『おやすみモード』がさらに強力に。通知音が鳴らないだけでなく、ロック画面の通知も完全に非表示にできる。
【iOS 11はどうだった?】
従来の『おやすみモード』は着信音、通知音などを消音できるというもの。ロック画面への通知表示を完全にオフにはできなかった。
モード切り替えを忘れないよう、位置やスケジュールで自動オフ。
太田’s チェック「自動でモード切り替えができて切り忘れが減った」
中馬’s チェック「睡眠中の画面点灯がなく安眠できますね」
〈進化度〉○ 〈操作性〉○ 〈実用性〉◎
iOS 12で強化 〜 Photo Sharing & Search
お気に入りの写真の共有と検索が簡単に
写真の検索機能が強化されたほか、友達との共有やメモリー(スライドショー)、おすすめ写真などを提案する「For You」タブを追加。より簡単に共有できるようになった。
【iOS 11はどうだった?】
SNSに投稿するほか、iCloudを使うのが一般的な共有方法。写真の相手を自動認識し共有を促す機能はなかった。
太田’s チェック「写真の送り忘れを防ぎ、まめに共有できます」
中馬’s チェック「写っている相手を自動認識してビックリ!」
〈進化度〉○ 〈操作性〉◎ 〈実用性〉◎
iOS 12で強化 〜 Notifications
通知をグループ化し画面表示を整理
メールやメッセージなど、通知のトピックがグループ化され、重要な通知を見逃しにくくなったほか、通知の設定をロック画面などから直接変更できるようになった。
【iOS 11はどうだった?】
通知を変更するには、一度設定画面を開く必要があり、すぐにオフにしたいといった時に対応できなかった。
太田’s チェック「ロック画面から通知をオフにできるのは便利」
中馬’s チェック「この機会に各アプリの通知を見直しましょう」
〈進化度〉○ 〈操作性〉○ 〈実用性〉◎