BMW『X2 xDrive20i』
横置きのエンジンはガソリン仕様のみ。4WD車は4気筒の2.0Lターボだが、FF車は3気筒の1.5Lターボを搭載する。
■運転席と各種装備
内装はスポーティーさとプレミアム感を演出する工夫がされている。ダッシュ中央の画面も見やすく、運転の邪魔にならない。
■シートスペース
前席の着座位置はやや高めで、前後左右の死角は少ない。後席も着座は高めで足元も広いが、前席シートレールが露出している。
■ラゲージスペース
奥行きは約77cmだが左右幅は1m以上のラゲージスペース。床下にも大きめのサブトランクが備わる。床面は開口部より9cm低い。
【 ココがポイント!】3つの走行モードを切り替えるスイッチ
走行特性は手元のスイッチで3段階で切り替えることができる。今回試乗した「MスポーツX」のサスペンションは堅めのMスポーツ仕様を装着。走行モードを切り替えた時の違いは明確。
【 ココがポイント!】Cピラーに配されたBMWのエンブレムの意味するもの
X2シリーズには、これまでのBMWのスタイリングの方向性を変える試みが見られる。キドニーグリル以外にCピラーにBMWのエンブレムを配置。これは1970年代のクーペのデザインと同じ。