コンパクトホットプレートと合わせて使うスチーマーで蒸し料理も簡単に
9月下旬に発売予定の2段のバスケット「コンパクトホットプレート用スチーマー」(3500円)はコンパクトホットプレートと、別売の「セラミックコート鍋」(3000円)と組み合わせて使えば、簡単に蒸し料理ができる。
会場では、BRUNOアンバサダーで、調理師・料理家の大石亜子さんによる、スチーマーを使った「スチーム・シーフード」と、蒸した時に出る旨味のある汁を使った「チーズリゾット」の実演が行われた。「蒸し料理は面倒だと敬遠する人もいるが、浅めと深めの2段のバスケットに材料を入れて、コンパクトホットプレートに任せておけばできあがるという簡単さなのでぜひ参考に」(大石さん)
「スチーム・シーフード」はセラミックコート鍋に半分ほど水を入れて沸騰させておき、上段(浅め)のバスケットに加熱しても食感が残るチンゲン菜(2株)、斜め切りの長ネギ(1本)を入れる。そこに塩コショウを軽くしたあと鯛の切り身(4切れ)を載せる。メカジキの切り身でもおいしい。魚の臭みを消して風味良く仕上げる生姜(2かけ分)の千切りを鯛の上にかける。
下段(深め)のバスケットには砂抜きをしたあさり(15個)を入れ、その上にワタ抜きして輪切りにしたいか(2杯分)を入れる。魚介のうまみが出てチーズリゾットの出汁になるのであさりは多めに入れるのがポイント。えび(6尾)をさらに並べる。えびはブラックタイガーでもいいが、頭付の方が見映えもよく出汁も出るのでおすすめ。いかをさばくのが面倒ならば冷凍のシーフードミックスを使ってもいい。爽やかさをプラスするために串切りにしたレモン(1個)を入れる。あればハーブ(レモングラス)を。具材をバランスよく並べるだけなので技術は必要なく、バスケットを2段重ねて、一番強いHIにして15分蒸すだけで完成。蒸し上がったら上段の具材の上に、好みでパクチーをのせる。
セラミックコート鍋に残った汁は、具材からのエキスが落ちてとても良い出汁が出ているのでこちらを使ってチーズリゾットを作る。汁の中にごはん(お茶碗に軽く2杯分)、塩、黒コショウ、ピザ用チーズ(2カップ)を入れて加熱すると、とろりとしたチーズリゾットの完成。
【AJの読み】SNS映えする調理家電の先駆けとなったBRUNO
100万台を突破したコンパクトホットプレートを始め、トースターグリル、ブレンダー、グリルポットなど、SNS映えするおしゃれな調理家電の先駆けとなったBRUNO。コンパクトホットプレートはプロダクトデザイナー、アートディレクターともに女性が担当しており、食材も含めた華やかな食卓が手軽に楽しめる、女性ゴコロに訴える商品。調理家電ではなく、食器やグラスと同じ「テーブルウエア」という位置づけも納得できる。
カフェで提供されたメニューのパエリア、日南鶏とお野菜のグリル、骨付きソーセージとお野菜のグリル、具沢山ミネストローネ、プチフールパンケーキ、そしてデモで調理されたスチーム料理を試食。グリル料理はもちろん、オプションを変えればスープ、スイーツ、蒸し料理とバリエーションが豊富なのも魅力。とくに蒸し料理は具材の型崩れが少なく、簡単で栄養とうまみがギュッと閉じ込められているので、手抜きしない時短料理として日々の献立ローテーションにぜひ取り入れたい。
文/阿部 純子