●ウチには冷蔵庫さえありません
生活のリズムを崩して〝汚部屋〟となってしまった頃、佐々木典士さんの『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』(ワニブックス)を読み、そのストイックさに共感。「悩んでいる人は思い切ってリセットしてしまうのも手。私は服に始まり、最終的には冷蔵庫まで捨てました」
最新の道路情報がアップロードされる『Yahoo!カーナビ』は、仕事で欠かせないアプリ。
〈 カバンの中身はコレだけ!〉
「最悪、スマホだけでも生きていける」という菊池さんだけに、携行するのは、厳選された仕事道具が中心だ。
【菊池流ミニマリスト3つの心得】
(1)もやもやのもととなるモノは即捨てる
(2)銀行口座はアプリで一元管理
(3)本質重視で考えれば、数は減らせる
●モノを減らすと生活がラクになりますよ
もともと整理整頓好きだったが、ある時、”こんまり”さんなどの影響で、モノを〝捨てる生活〟スタイルを知る。「自分は多くのモノを持っても管理できないことに気づき、心機一転して〝持たない生活〟に移行。幾度もの試行錯誤をへて、4年ほど前からミニマリストと自称できる物量になりました(笑)」
頻繁に使うアプリと便利ツールだけに表示を絞ったスマホ画面。見た目もスッキリ。
〈 カバンの中身はコレだけ!〉
出先で紙の情報が必要になった時はコンビニで印刷できるアプリを活用。当然、自宅にプリンターはない。
【桶田流ミニマリスト3つの心得】
(1)固定観念を疑う
(2)代用品を探す
(3)モノを減らすことを楽しむ
取材・文/原口りう子