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ピカソが愛用した伝説のナイフ「オピネル」の切れ味

2018.09.03

オピネルを研ぐ

さて、「必要に応じて買い直す」と書いたばかりだが、刃こぼれしたくらいならわざわざ買い直すことはない。そういう時は自分で研げばいい。

今回、筆者は100円ショップで砥石を購入。手持ちのオピネルの中でまだ見栄えするものを選び出し、この砥石にかける。オピネル自体は他にも持っているのだが、いずれも日々の使用でスレが出てしまっている。記事に載せるのだから、綺麗なもののほうがいいだろう。

上の画像は、下から#4、#6、#9である。使用した砥石は#120と#240の両面式。ヤスリの番号は、大きくなればなるほど目が細かくなる。

研ぐために費やす時間は、両面合わせてものの5分ほどで十分だ。刃こぼれを起こした状態から少し研いだだけで、ペットボトルくらいは楽々切れるようになる。

ただし、それ以上の切れ味を求めるならば#240程度の砥石では不十分。さらに目の細かいもの、せめて#1000より細かい砥石が欲しいところである。

#6カーボンのススメ

オピネルのアウトドアナイフは、材質毎にカーボンとステンレスの2種類が用意されている。

自らが研いだ末の切れ味を求めるならば、カーボンである。だがこれは水気に弱い。油断をすると、すぐに赤錆が浮いてしまう。一方、ステンレスはそれよりも錆びにくい。全く錆びないということではないが、使いやすさで言えばステンレスに優位性がある。

カーボンとステンレス、どちらも価格は同一というわけではなく、幸いにもカーボンのほうが安い。「幸いにも」というのは、自分でナイフを研ぐための知恵と習慣さえ身につければカーボンのほうが役に立つからだ。ちなみに、オピネルはナイフを研ぐための棒状シャープナーも販売している。

サイズに関してだが、筆者はここで#6を勧めたい。ブレード長は72mm。最も使い勝手のいいオピネルは#8か#9と言われているが、小柄な女性の手には少し大きいのでは? と筆者は感じている。#6なら、フルーツナイフの代わりのような用途にも活かすことができる。あまり大きくない魚なら、#6でもさばけるだろう。

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