オーディション参加者は脇にタトゥーシールを貼って、全員で「ワキ広告」を披露。つり革につかまった女性の脇にある「東スポ ツチノコ発見」の広告がパッと目に入ったら、確かにインパクト大かも。
審査の結果、それぞれの個性が発揮できるということで10名全員合格。グランプリは、脇にコンプレックスを持っていると話していたSEIRAさんに決定した。
「脇って普段からあまり見せない場所だし、水泳をやっていたので肩幅が広くて、脇自体も広いところが嫌で、正直すごくコンプレックスがあった。控室でもどうしよう、でも来ちゃったし……と不安だったけれど、オーディションが始まったら気持ちが切り替わってパッと脇をお披露目できたのでよかった。自信がなくてドキドキしながら来たのでグランプリなんて信じられなかった。勝因はタトゥーシールの広告をきれいに貼れたことかな(笑)。
脇の手入れは特別なことはしていないけれど、1か月前ぐらい前から白ワキ姫を使うようになった。脱毛はこれから始めようと思っている。自信を持って脇を見せられるようになってよかったし、グランプリをきっかけにS-CARATをもっと宣伝していけたらいいなと。メンバー全員でワキ広告をやってみたい」(SEIRAさん)
【AJの読み】奇想天外の「ワキ広告」
脇のムダ毛処理やニオイケアの商品は多く出ているが、脱毛やカミソリによるダメージ、皮脂汚れなどで起こる黒ずみに着目した「白ワキ姫」は、ニッチな悩みを解決する商品としてとてもユニークな存在だ。
脇を見せるというのは、女性にとってかなり恥ずかしいことだが、脇を広告メディアにする「ワキノ広告社」はそれを逆手に取った面白い発想。脇に悩みがある人は「白ワキ姫」でケアして堂々と見せてしまおうということか。「国民的ワキ美人コンテスト」(男性でも可)の参加者も募集しているので、ワキに自信があるという方はぜひ。
文/阿部 純子