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デジタル全盛の今だからこそアナログレコード選びが面白い!

2018.08.26

初めて購入したエアロスミスの『ゲット・ア・グリップ』

 さて、ここからが本題だ。この「高音質/近年盤レコードセール」登場のレコードには、既にCD時代でありながらアナログも発売された作品が少なからず存在する。そのほとんどはCDと同時発売なのでリマスターではなく、また2010年より前に発表された作品も目立つ。なのに「高音質/近年盤レコードセール」で売られるが、そんな言葉の定義はどうでもいい。重要なのは、総じて音がものすごくいいことだ(よって高音質盤となるのかもしれないが、比べるべき音質の劣るアナログ盤がないのだから、僕はこう呼ぶには違和感を覚える)。

僕が最初に買ったこの手のアナログ盤は、93年に発表されたエアロスミス初の全米NO.1アルバム『ゲット・ア・グリップ』だ。CD時代の作品にアナログがあるとは全く知らなかった僕はネットで偶然その存在を知り、中古レコード売買サイトDiscogsで調べた。2枚組で、ヨーロッパ盤、フランス盤、スペイン盤、コロンビア盤、ブラジル盤はあるものの、なぜかUS盤はない。

アーチストの母国盤がアナログマト1購入の大原則だが、発売されていないものは買いようがなく、ヨーロッパ盤を購入した。約3年前で7000円ほど、今Discogsを見てもそんな値段だ。その音は、衝撃的だった。CDとは異次元。音が弾ける、切れる、輝く! ど派手な衣装のスティーブン・タイラーが、ステージでクルクル踊り回っている姿が目に浮かんでくる、臨場感たっぷりの音だ。“CD時代のアナログレコード”に目覚めてしまった。

エアロスミス『ゲット・ア・グリップ』。

 エアロスミスが、CD時代になってもアナログを出している。ならば他の70年代アーチストの90年代・00年代発表作品に、アナログがあってもおかしくはない。僕の愛聴盤があれば買うのみだ! クイーン、フレディ・マーキュリーの遺作『メイド・イン・ヘブン』、あり。約14000円で購入。『カバーデイル/ペイジ』、あり。約9000円で購入。

ペイジ&プラント『ノー・クォーター』、あり。約13000円で購入。ロッド・スチュワート『アンプラグド』あり。約7000円で購入。他……。決して安くはないが、マト1の世界に入った者としては、躊躇するほど高いわけではない。市場在庫もある程度あり、買おうと思うや時を置かずに買うことができた。音はもちろん、どれも素晴らしい。

クイーン『メイド・イン・ヘブン』。ホワイト・ディスク。

カバーデイル/ペイジ『カバーデイル/ペイジ』。ソニーレコードの友人から当時もらった、直筆サイン入り写真。

ペイジ&プラント『ノー・クォーター』。

ロッド・スチュワート『アンプラグド』。

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