1位:野村證券 ~アジアを中心に海外事業にも注力~
野村グループの要で、証券業界大手の「野村證券」。 AIを活用するなどして業務効率化・労働時間削減に取り組み、月の平均残業時間は19.3時間(2016年度)。半日休暇制度を導入しているほか、夏季休暇やリフレッシュ休暇があり、年に2回1週間休むことが可能だ。勤務地変更制度など、家庭との両立支援にも注力。2017年3月末時点の平均年間給与は約1087万円(平均年齢40歳1か月)となっている。
社員の声
「育児休暇の取得、育児短時間勤務、介護休業等についても制度が整っていて、取得実績も多数あります。復帰後も問題なく元の職種に戻れています。今までと同じく働けるかどうかは会社の問題ではなく当人の考え方次第であり、会社の育児介護両立支援の対策は整っているほうだと思います」
(カウンターセールス/40代前半/女性/年収700万円)
「目標は高い。常にチャレンジングな目標を掲げて試行錯誤して成果を追い求める毎日を送ることになる。金融知識、セールストーク、本人のキャラクター、顧客との関係構築、商品の魅力、上席との相談や同席、気合いなどありとあらゆることを総動員して戦い、成果をあげることはやりがいがあると思う」
(営業マネージャー/30代前半/男性/1050万円)
とにかく収入面の良さが目立つ証券会社。そのうえ、休暇に関しても寛容で、女性のライフイベントもしっかりバックアップしてくれる会社も多数あるのだから、毎年、就活生が群がるのも致し方ない。
<調査概要> 「証券業界の働きやすい企業ランキング」
調査対象:『業界地図2018年版』(日本経済新聞出版社)の「証券」に記載があり、対象期間中に「キャリコネ」に20件以上の評価が寄せられた企業
対象期間:2017年4月1日~2018年3月31日
採点項目:以下6項目の評価の平均点(総合評価)
「労働時間の満足度-残業や長時間労働がないか」
「仕事のやりがい-楽しいか、意義を感じるか」
「ストレス度の低さ-心身に疲弊感はないか」
「休日の満足度-休みがあるか、有休を取れるか」
「給与の満足度-金額は十分か、割に合うか」
「ホワイト度-ブラック企業でないかを総合判断」
出典元:株式会社グローバルウェイ
https://www.globalway.co.jp/
構成/こじへい