3位:三菱UFJモルガン・スタンレー証券 ~MUFJの顧客基盤とモルガン・スタンレーの世界的ネットワークが強み~
2010年に「三菱UFJ証券」と「モルガン・スタンレー証券」のインベストメントバンキング業務が統合して発足。モルガン・スタンレーへの派遣を含め、グローバル人材の育成に力を入れている。働き方改革では、男性の育休取得率100%を目標に設定。裁量労働制、時差勤務制、フレックスタイム制のほか、2017年10月からは本社所属の全社員を対象に在宅勤務制度も導入している。
社員の声
「銀行系証券会社ということもあり、基本的な給与水準は高い。基本給は一定程度であるが、賞与が業績に応じて大きく変動する。マーケット環境がよいときはかなり高い報酬を得ることができるものの、リーマンショックのような環境ではほぼボーナスがなくなると思っていたほうがいい。課長職になれば1000万円は超える」
(営業企画/30代前半/男性/年収800万円)
「(報酬について)金融業界、大手証券ということもあり高水準を保っていると思う。成果をあげればきちんと報酬で報いてくれる体系だと思う。営業店で稼いでいる人は管理職よりも高い給与を得ることができる。正社員のなかでもいわゆる総合職と、特定の分野で高い専門性を持っている戦略職などでは雇用体系が異なっており、ベースの給与や賞与の計算方法など異なる」
(トレーダー/30代前半/男性/年収800万円)
2位:SMBC日興証券 ~創業100年。グループの強みを活かし、三井住友銀行と連携~
三井住友フィナンシャルグループに属す「SMBC日興証券」。60年以上に渡り女性の活躍支援に力を入れ、女性管理職は150名、女性管理職比率は12.1%(※)だ。育児・介護などを理由に退職した社員を10年以内に再雇用するウェルカムバック制度、3歳まで取得できる育児休業制度、中学校就学前まで残業が免除される制度など、手厚いサポートをしている。
※2017年9月末時点
社員の声
「やればやるだけ年収もボーナスもどんどん出る。数字を出し続けるのは大変かもしれないが、3年くらい頑張れば営業のリズムが掴めてくるので報酬も安定してくる。1000万円を超える年次はかなり早いのではないでしょうか? 転勤はあるので、顧客基盤と支店内での人脈がとても大切」
(代理店営業/40代前半/男性/年収1200万円)
「大きな商いや予算を達成した際のやりがい、達成感は格別だと感じた。また、対応する顧客は富裕層なので、仕事以外の話を聞き、学ぶことができるのも魅力である。あくまで支店や所属する課にもよるが、営業はチームプレー要素もあるため、団結力が発揮される面もある」
(コンサルティング営業/20代後半/男性/年収650万円)