そんな錯覚に陥れたこの人物は歌姫ジェニファー・ロペス(Jlo)。ニューヨークで行われるMusic Choice アワードに出席する道中でパパラッチされた訳ですが、もちろん話題の中心はこのずれ落ちた様に見えるデニムブーツ!
引用−@flaymagazine
こちら、Versace(ベルサーチ)の最新コレクションの一足。ちゃんとポケットも付いてるし、ベルトだって巻かれた、デニムブーツ。むしろ「デニムパンツ」と豪語してもいいレベルのズボン感。
引用−@versace
「脚にもパンツ履かせようよ」「トイレから急いで出てきた様だ」「ベストジー二ストがこれか…」といった海外の反応も多かったのですが、同時に面白いデジャブも発見いたしました。
こちらの漫画を思い出す人も多数。この作品がアップされたのは2004年の8月。ちょうどHip-hopやR&Bのアーティストたちがダボダボのデニムを愛用している頃であります。ちなみに一説では、腰パンはやがて腿パンになり、いずれパンツに紐をつけてデニムを引き摺って歩くだろう、なんて皮肉られていた時期もありました。そうなる前にスキニーが登場したわけですが。
DIMEの読み
本題は奇抜(に見える)ブーツでしたね。本ブランドのものでも、オマージュの一足でも、個性派を進むファッショニスタならマストハブなアイテムになりそう。原宿あたりなら闊歩できるでしょう。デニムパンツをこのブーツにタックインしたらややこしくて更に面白いはず。ただ男性受けは悪そうであります。
取材・文/松永舞香