若者の恋愛離れは深刻！結婚したくない理由、トップは「面倒、興味なし」

2018.08.03

世間では草食系・絶食系男子が急増し、リア充と非リア充の格差は広がる一方…。

そんな語られつくした感のある「若者の恋愛離れ」に関する一般論だが、実際のところ、本当に若者たちは恋愛に興味を失っているのだろうか？

その事実がわかるインターネットリサーチ会社・クロス・マーケティングによる埼玉、千葉、東京、神奈川に在住する20歳～39歳の男女を対象にした「20代・30代の恋愛・結婚に関するアンケート」の結果が届いたので、早速、紹介していこう。

未婚者の4割に結婚願望なし。理由は「恋愛は面倒」

未婚者の結婚願望の有無について、全体で「結婚願望はある」が56.8％、「結婚願望はない」が43.1％という結果になっている。

性年代別でみると、女性20代は他の性年代と比べて結婚願望が強い傾向だが、女性30代は男性の割合とあまり変わらない。女性の方が男性よりも結婚願望が強いと思われがちだが、意外と男女の差はさほどないのかも知れない。

結婚願望がある・ないそれぞれの理由をきくと、結婚願望ありでは「家庭を持ちたい」「子どもが欲しい」という理由が多い。

「周りの人たちが結婚している」「親・親戚から結婚を望まれている」など外的要因よりも、“自分自身が今後どう生きていきたいかを考えた結果としての結婚意向”という様子がうかがえる。

一方、結婚願望なしの理由では「恋愛・結婚自体が面倒、興味なし」が最多となり、次いで「人付き合いが苦手だから」。趣味や仕事などを優先というよりも、人と向き合ったり、深く付き合ったりすることに興味がない、避けている人が多いのかも知れない。