自宅、ガレージ、乗用車、ロッカー……普通に生活していても、何本も持ち歩くことになる鍵。そのままポケットに入れると紛失しかねないので、たいていはキーリングやキーケースにひとまとめにして保管・持参しているはず。特にレザーのキーケースは、見た目がオシャレだし、鍵を隠してすっきり収納できるので重宝する。しかし、格好いいキーケースほど、収納できる鍵の本数に限りがあるし、鍵の向きが同じなので部分的にふくれてしまう、結構かさばるなどデメリットも意外と多い。
そんな問題をすべて解決してくれるのが、ドイツMOKEY社が生んだ『MOKEYオーガナイザー』だ。外観は、全長9cmの八の字形のメタルの部材2つを、ネジで留め合わせたもので、ネジに鍵の頭の穴を通して収納するというもの。自重は約30g、カラーバリエーションは11色ある。
分解時の『MOKEYオーガナイザー』(右の3つは比較用のキーリング、キーケース)
標準的な鍵であれば、『MOKEYオーガナイザー』本体の内側にほぼ収まるので、余分なかさばり感はほとんどない。しかも、最大16本の鍵を収納できるというスグレモノ。最大限に収納しても、8枚の鍵を向かい合わせに収納するため、コンパクトさはかなり保持される。キーリングが付けられるタブも付属しているので、スマートキーのような鍵も付けられる(この場合は、『MOKEYオーガナイザー』の本体の外に出る)。
また、鍵のほかに、極薄のUSBメモリースティック、ミニスパナ、栓抜きなども取り付け可能だ。