■連載/大森弘恵のアウトドアへGO!
東京キャンピングカーショー2018 レポート1
7月21-22日、東京ビッグサイトで「東京キャンピングカーショー2018」が開催された。東京キャンピングカーショーは今回で10周年を迎え、展示車両は過去最多の216台。春のジャパンキャンピングカーショーには間に合わなかった初お披露目モデルもあり、のべ2万3000名が来場し大いに賑わった。
日本RV協会が「所有しているキャンピングカーの購入金額」を調べたところオプション、諸経費込みで「400万円台」が最も多く、16.2%。以降、「500万円台」(14.9%)、「300万円台」(13.6%)、「600万円台」(12.5%)と続くという。そこで、新型を中心に価格帯別に注目モデルを探してきた。
【アンダー300万円】DIY感覚で車中泊仕様にカスタマイズ
低床でフラット&スクエアな車内、助手席側ピラーレスで車内へのアクセスがしやすいなど、アウトドア好きからの熱視線がやまない商用車、ホンダ「N-VAN」。さすがに発表されたばかりの車両なのでキャンピングカーはまだ製作されていないが、ホワイトハウスとのコラボで車中泊に使えるN-VAN専用設計のアクセサリは登場ずみ。ホンダアクセスは、車中泊向きの専用アクセサリをまとったN-VANを展示していた。
写真右側にあるのは、N-VANに取り付けたフィアマのサイドオーニングと専用ブラケットのセット(13万8000円+税。取り付けにはキャリア3万円+税も必要)に装着するだけでリビングを作れる「オリジナルプライバシーテント」(16万8000円+税)。サイズは1930×1920×2520mmなので、N-VANとほぼ同じ大きさのリビングが手に入る。
「マルチボード ラゲッジ用」(6万2000円+税)「同 リア用」(2万9000円+税)と、「専用クイックエアマット ダブルベッドタイプ」(6万8000円+税)を組み合わせれば、フルフラットのベッドに変身。N-VANは助手席側がピラーレスなので、オリジナルプライバシーテントからの出入りもラクにできる。
専用設計の「テールゲートタープ」(2万5000円+税)。着替えスペースや荷物置き場、防水ではないが簡易シャワーブースなど、マルチに使えそう。