靴のケアも重要!
靴は足から出る大量の汗を吸収します。足の臭い対策には靴のケアがとても重要です。
1. 1日中同じ靴を履かないようにしましょう!
会社や家庭などでは、可能な限り靴や靴下を脱ぎ、サンダルや素足などでいる方が良いですが、だらしないと思う人もいるので、そこは臨機応変な対応を!
2. 1日ごとに靴を変えましょう!
お気に入りの靴は毎日履きたくなりますよね。出来れば2~3足をローテーションすることが臭い対策には良く、靴も長持ちします。
3. 靴は乾かしてから保管しましょう!
菌は湿気が多い環境を好みますので、乾燥が重要です。
4. 吸湿剤・消臭剤と一緒に保管しましょう!
様々な吸湿剤・消臭剤が発売されていますが、特に「炭」は臭いの原因物質「イソ吉草酸」を抑える働きを持ち、消臭作用も強いです。
「古新聞」の活用は私のおススメ!!
出張などで、靴を履き替えられない状況ってよくありませんか?
吸湿剤や消臭剤が手元に無い場合もあります。そんな時は、読み終わった「古新聞」を靴先に詰めておくと吸湿効果で、足の臭い対策や雨などで濡れた後の靴ケアにも効果を発揮します。
急に「靴を脱がなきゃいけない」大事な場面では?
宴会や接待で靴を急に脱がなければいけない場面、ありますよね?こんな時、「予備の靴下」と「デオドラントシート」が活用できます。
・靴下を脱ぐ
・素足を「デオドラントシート」で拭く
・新しい靴下を履き替える
予備の靴下とデオドラントシートを持ち運ぶこの方法なら、出先のトイレなどでも気軽にスピーディに出来る足の臭い対策です!
臭いの問題は親しい間柄でも指摘しにくく、とてもデリケートです。暑い夏場は臭いやすい時期ですから、今回ご紹介したことなどを参考にして少しでも快適に過ごして頂きたいと思います。
取材/文 倉田大輔(池袋さくらクリニック 院長)