明治安田生命J2リーグ昇格を目指し戦うJ3ガイナーレ鳥取が、戦力強化の為の資金確保を目指し「野人の食べて昇格!!プロジェクト」を2018年7月6日よりスタートした。プロジェクトの趣旨に賛同し寄付をした方々に申し込み種別に応じて鳥取県産の御礼品が送られるもので、各都道府県の自治体が行なっている「ふるさと納税」からヒントを得ている。
この企画を発案したのは、元日本代表で現在ガイナーレ鳥取代表取締役GMの「野人」こと岡野雅行。
チーム強化費の確保のため日々奔走する岡野GMが、鳥取県境港の漁師から「おかねはないけど、うまい魚だったらいっぱいあるで」と聞いたことがきっかけ。「ダメでもともとやってみよう!」という気持ちでスタートし、2014年から始まったこのプロジェクトは、今回で第9弾となる名物企画となった。
御礼品には鳥取県の特産品である魚、肉、酒、カニのほか、全国にもファンが多い「大江ノ郷自然牧場」のスイーツ、ロンドン酒チャレンジ2018プラチナを受賞した地酒「千代むすび大吟醸」など豊富なラインナップ。
また、食べ物ではないが、今回新たに追加された御礼品の中にはガイナーレ鳥取が地元の弓ヶ浜半島で育てた西洋芝ティフトンもある。2017年10月よりクラブは芝生生産事業「Shibafull(しばふる)を立ち上げ、地域の耕作放棄地で芝生を生産し、ホームタウンの芝生化、個人・法人への販売を推進しており、今回初めて個人向けに出荷する。
このプロジェクトを実施することにより、地元特産品のPRに努め、ひいては地域活性の一助となることを目指している。
価格は、芝を進呈する「ガーデン5,400円」、4種の御礼品から選べる「ブロンズ10,800円」、カニ山盛りセットを進呈する「シルバー32,400円」、鳥取和牛ステーキ肉2kgを進呈する「ゴールド 108,000円」、クロマグロ1本(35㎏程度)を進呈する「プラチナ540,000円」の全5種類。1人による複数の申し込みも可能で、実施期間は8月末まで。
申し込みはガイナーレ鳥取公式HPのほか、現金書留、ガイナーレ鳥取への来社、ホームゲーム等イベント会場で受け付け中。岡野GMは「1人でも多くの方に今回のプロジェクトにご賛同をいただき、さらなる戦力補強を目指して、ぜひご支援ご協力いただきたいと思います。情報拡散にもご協力ください!」と、全国からの幅広い支援を呼び掛けている。
■関連情報
野人の食べて昇格!!プロジェクトページ
http://gainare.co.jp/free/yajin-project18summer/index/?utm_source=pr&utm_medium=media&utm_campaign=18summer
構成/編集部