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パブとフィリピン料理と居酒屋が融合した綱島の異空間『M』

2018.07.21

■連載/カーツさとうの週刊★秘境酒場開拓団

パブ+フィリピン料理+居酒屋の異世界・綱島『M』の評価

オヤジナリティー ★★★
家計貢献度    ★★
エロテイスト   ★★

(写真はイメージです。本文とは関係ありません)

 三年くらい前からズ〜ッと気になってる店があった!

 場所は東急東横線・綱島駅から鶴見川にかかる橋を渡った南詰。

 たまたまこの近所のサウナに行った帰り、綱島駅まで歩いて戻る途中でその外観を目の当たりにし、

「こ、これは…」

 と、どこか絶句するような感覚で、著しく好奇心をあおられたのだ。

 その外観とは、中を窺い知れないスナックによくある白くペンキで塗られた木製のブ厚いドア。そしてその周りを彩る、陽気なパブっぽさ丸出しのクリスマスツリーとかに使うようなチカチカ光る電飾。
 
 正直安っぽい! しかし、この安っぽさこそが普通のスナックともいえる。ここまでは普通だ。

 ただ外壁には、珍しいことにフィリピン料理の写真メニューが張られていた。

 このパターンもたまにはある。フィリピン料理も出す、フィリピンパブスナックである。だいたいフィリピン出身の女性が経営していることが多い。

 ここまではまだなんの秘境酒場っぽさもないが、もうひとつ興味深い看板が店の上に掲げられていた。
 
 ガソリンスタンドなんかによくある、文字が流れる電光掲示板みたいな看板あるでしょ? アレなんだけど、そこに流れる文面は、驚くことに、

『和風居酒屋としても営業しております!』

 なんて書いてある!

 パブスナック+フィリピン料理+和風居酒屋……これは、がぜん希少価値が出てまいりました! 圧倒的に秘境酒場臭がプンプン漂ってまいりました!

 さらに電光掲示看板は、こんな文言すら映していた。

「どうぞお気軽にどうぞ!」

 なんていわれても、なかなかお気軽には入れないぞ〜このムードは!! ただオレは入りたい、しかし、その日は持ち合わせが少なかった! たぶん2千円くらいしか持ってなかったと思う。スナック系は一体いくら掛かるかわからないからさ、ある程度財布に余裕がないと入れないのだ。

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