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3週間使ってわかったドコモのAIエージェントサービス「my daiz」の○と×

2018.06.30

■圧倒的に足りない情報量を増やすことが課題か

 my daizは音声だけでなく、画面をタップして利用することも可能。アプリを起動すると、「NOW」「出かける」「買う」「楽しむ」「暮らす」の5つのタブが表示される。ここに、さまざまなコンテンツが表示され、一目で必要な情報が得られるというのがコンセプトだ。ただし、現時点では圧倒的に情報量が足りない。

タブに分かれて、各種ジャンルの情報が表示される

 たとえば、「出かける」のタブをタップすると、天気の情報や運行情報が表示される。ここまではいいが、その下にはグルメ情報が並び、これがあまり役に立たない。確かに筆者の事務所から1駅先には表参道の「うかい亭」があるが、毎日行けるようなお店ではなく、これがいつも表示されているのはかなり疑問が残る。

「出かける」タブの天気や運行情報は役に立つが、グルメ情報はイマイチ

 「買う」のタブではチラシがトップに表示されたが、事務所と自宅の中間地点である大崎のスーパーの情報が表示されてしまい、まったく役に立たない。そもそも、筆者は平日、あまりスーパーに一人で買い物に行かないため、この情報自体が不要なのだが……。その下に表示されているのがdポイントやdデリバリーといったドコモのサービス情報だが、これもキャンペーン情報が中心で、食べたいものをきちんと提案してくれるような親切さがない。

スーパーのチラシが悪目立ちしている感のある「買う」タブ

「楽しむ」や「暮らす」に至っては、何ひとつ役立つ情報がないといった具合で、正直なところ、あえてアプリを起動させて画面を見る必要性が感じられなかった。しいていえば、港区の広報誌が多少は役に立ったが、これも玉石混合で、自分に必要な情報だけが届いていると感じられない。

「楽しむ」や「暮らす」のタブは必要な情報がなく、ほとんど開いていない

 「出かける」のタブには、もう少しピンポイントでランチの情報を表示したり、「買う」にはWebの閲覧履歴からネットで買おうかどうか検討しているものを表示したりすれば、もう少し役に立ったと思うが、それすらないため、日に日にmy daizを開く頻度は減ってしまっている。ニュースやGoogle Playのアプリ情報などがあるだけでも、まだよかっただろう。“あなたのスマホで、あなたに寄り添う”というキャッチコピーがついたmy daizだが、現時点ではまだきちんと寄り添えていない印象だ。

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