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整理収納アドバイザーが伝授!捨てられない人でも部屋片づく4つのヒント

2018.06.25

「断捨離」「ミニマリスト」「汚部屋」といった流行語・新語を生み出しながら、すっかり定着した「お片づけブーム」。一方で、ものを捨てるのが苦手で、片づかないと悩む人も多い。でも、そもそも捨てることが、片づけの第一の条件なのだろうか?

 ここで、「ものを捨てる=片づけではありません」と唱えるのが、整理収納アドバイザーの小川奈々さん。小川さんは、監修した書籍『捨てられない人のラク片づけ』(リベラル社)で、「確かにものを減らせば、片づけはラクになるでしょう。しかし、捨てるのが苦手な人が一気にものを捨てようとすると、捨てるべきでないものまで捨ててしまって後悔することもあります」と述べる。

 本書で小川さんは、15の片づけの基本テクニックにはじまり、「クローゼット」や「キッチン」など、家の中でも散らかりやすいスポットごとに分けて、多くのアイデアを提示している。いずれも、イラストの解説付きで片づけアレルギーの人でも、抵抗なく実行できるやり方ばかり。そのいくつかを紹介してみよう。

■「使うかも?」と思うものは1軍と2軍に分ける

 これまでの片づけメソッドで多かったのは、「まだまだ使用できるものであっても、現在使っていないのなら問答無用で捨てる」というやり方。これが、捨てるのが苦手な人が、片づけに挫折する要因となっていた。

 小川さんは、そういう人に対しては「ものを1軍(今使っているもの)と2軍(予備)に分けましょう」とアドバイスする。このように仕分けしたら、「1軍は使いやすい場所に収納し、2軍は押入れなど別の場所に保存。そして1軍を使い切ったら、2軍のものを1軍へ昇格させることで、ものを増やさずに使いきれます」と、小川さん。

使いやすい場所には1軍だけを収納

■判断に迷った服は着てみる

 手放すか、手元に置いておくかの判断に一番悩むのは衣類だろう。特に高価なブランド品だと、最近はまったく着ていなくても、なんとなくクローゼットにしまっておきたいもの。

 こうしたものについて小川さんは、「鏡の前で1枚ずつ体に当てたり着てみるのがおすすめ」と述べる。こうするだけで、本当に必要な服なのか否か見極めやすくなる。

10年前の服が似合わなくなってる!

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