モバイル決済を利用しているだろうか。MMD研究所は、「2018年5月 モバイル決済 利用者・未利用者比較調査」を実施した。スマートフォンを所有する男女7956人を対象に、利用しているモバイル決済サービス、クレジットカードや支払いに対する意識などを広く調査し、利用者・未利用者の意識の差だけではなく、都会居住者と地方居住者の差も見られるものとなっている。
★カードタイプで利用している電子マネー
スマートフォンを所有する男女7956人を対象に、利用しているカードタイプの電子マネーを聞いたところ、都会(人口20万人以上の都市)在住者(n=3852)の81.4%、地方(東京を除くそれ以外の都市)在住者(n=4104)の71.6%が「カードタイプの電子マネーを利用している」ことが判明した。
カードタイプの電子マネー利用者6071人にカードタイプで利用している電子マネーを聞いたところ(複数回答可)、都会(n=3134)では「交通系の電子マネー」が63.6%と最も多く、次いで「nanaco」が40.2%、「WAON」が35.7%だった。地方(n=2937)で最も多かったカードタイプは「WAON」が46.3%、次いで「nanaco」が40.0%、「交通系の電子マネー」が38.7%となった。