■どんなものから投稿を始める?~インスタ初心者向け~
(1)今日の晩ご飯
これは無難なので、何を投稿しようか迷っている初心者にお勧めの投稿だ。特別美味しく出来た“インスタ映え”しそうなご飯を加工して投稿したら、“いいね!”間違いなしである。
(2)ペットの写真
もしあなたがペットを飼っているのなら、ペットの可愛い写真を撮って投稿することをお勧めする。可愛いものは誰でも好きなので、初心者にとっては投稿しやすい内容だろう。
(3)綺麗な風景
休みの日にどこかへ出かけた時や、日常で綺麗な風景に出会ったら、意識的にスマホのカメラでおさめておこう。出かけた感想を添えれば、自分の思い出としても残しておけるだろう。
何枚か投稿してインスタの楽しみ方が分かってきたら、次は「痛インスタ」にならないように注意しておきたい痛い投稿を紹介しよう
■「痛インスタ」にならないために避けたい投稿
(1)自分の自撮りばかりのインスタ
自分の顔を自撮りした投稿ばかりが並ぶインスタグラム…。みなさん見ていてどう思うだろうか、痛い…痛い?そう、痛いのだ。自分を愛しているのはとても素晴らしいことなのだが、「芸能人でもないくせに…」といった20代女性の声が今にも聞こえてきそうだ。
稀にいるのだ「休日は〇〇へ出かけてきました」、「今日はジムでトレーニング」といった内容の投稿にも関わらず、背景2割で自分8割。内容関係ある…?という“自撮りスタグラム”。
一応言っておくと、筆者は“自撮りスタグラム”を見ても「こういう人なんだな」という感想しか抱かない。しかし、世間一般の声は違ったりする。そのため、どうしても自撮りをインスタに載せたいという方は、5投稿に1回に控えるなど、頻度を気にする必要がありそうだ。または、今回の記事で紹介した複数枚投稿を使って2、3枚目に自撮りを忍ばせてみる…というのも得策かもしれない。
それでも「世間の声なんて関係ねえ!」という強者は“自撮りスタグラム”を心置きなく楽しんでいただきたい。
(2)自分の子供ばかりのインスタ
子供が生まれて可愛くて仕方がない!…そんな気持ちも分かるし、こちらも見ていて可愛いのだが、あまりに自分の子供を連続投稿されたらいかがだろうか。投稿の内容にもよるが、「うちの子可愛いんです」、「うちの子日に日に可愛いんです」、「うちの子目に入れちゃいたいくらい可愛いんです」、なんなら「うちの子世界で一番可愛いんです!」なんて意気揚々と投稿された日には、こちらもお腹一杯である。あえて名前をつけるのならば“うちの子目に入れちゃインスタグラム”。更にそれがあまり仲の良くない人の子供だったらいかがだろう。そういうのは身内でやっていただきたいものである。
一応言っておくと、筆者は“うちの子目に入れちゃインスタグラム”を見ても「可愛いな」という感想しか抱かないが、世間一般の声は違ったりする(のかも)。こちらは頻度に加えて、キャプション(説明文)に注意する必要がありそうだ。
以上、インスタ初心者もしくは40、50代がやってしまいがち…かもしれない「痛インスタ」の紹介であった。つまり頻度に気を付けること、そしてインスタも公共の場であることを肝に銘じておけば、あなたもインスタを“自分の思い出の記録場所”として有効活用できるのではないだろうか。
しかしここまで読んでいただいた40、50代…に限定せずとも、「そんなことまで注意しなきゃならないのならインスタなんてやりたくないわ」と思った方も少なくないのではないだろうか。
そこでインスタを好き放題やりたい方にお勧めなのが前回の記事で紹介した方法で非公開アカウントに設定すること。そして、いっそのこと初めから、家族もしくは本当に心の許せる友人しかフォローしないというやり方である。
「痛インスタ」になってしまうことにビビるあまり、初めの一歩を踏み出すことを恐れずに、この機会に是非インスタを始めてみていただきたい。
文・写真:渚