腸内環境が、人の健康に大きく影響するというのは今や周知の事実となりました。便通改善だけではなく、風邪予防など免疫力の向上や、花粉症などのアレルギー対策のために、乳酸菌飲料やヨーグルトを摂取している方も多いのではないでしょうか。
各社からあらゆる乳酸菌入り商品が登場していますが、なかなか効果が出ずさまざまな商品を渡り歩いている方も多いようです。
腸に住んでいる細菌数は、200種類、100兆個以上ともいわれています。そのうえ、1人ひとり腸内環境(腸内フローラ)は違うので、ひとつの商品に対して効果が出る人、出ない人がいるのも不思議ではありませんよね。
そんな、“腸活ジプシー”を続けるみなさまへ次の一手としてご紹介したいのが、“ハイブリッド”な機能をもつ「ソイヨーグルト」です。
新登場した「ソイヨーグルト」は、その名のとおり大豆が原料のヨーグルト。豆乳から作られる豆乳ヨーグルトはすでにいくつか登場していますが、ポイントは“大豆をまるごと”使用していることです。
では、いったい“大豆をまるごと”がどのように腸内環境に働くのでしょうか?
■良い腸内環境のカギは、腸内細菌のバランスにあり
腸内には、「善玉菌」、「悪玉菌」、どちらでもない「日和見菌」が存在しています。
腸内環境が良いとされる状態は、「善玉菌」20〜30%、「悪玉菌」5〜15%、その他「日和見菌」が60〜70%のバランス。この“善玉菌優勢”のバランスが保たれているというのが健康な状態です。
しかし、現代人に多いタンパク質や脂質の多い食事など、不規則な食生活が続くと、「悪玉菌」が増殖し、腸内が“悪玉菌優勢”な状態になります。悪玉菌が優勢になると、普段悪さをしない「日和見菌」も悪い方に傾きやすいため、どんどん腸内環境は悪化し、免疫力が落ちて体のあらゆる不調につながっていきます。
赤ちゃんの腸内は、ほとんどが「ビフィズス菌(善玉菌)」で占められているそうですが、成人する頃にはその数が10〜20%まで減ってしまうのだとか。さらに中高年になると「悪玉菌」が増殖しやすく、善玉菌比率はどんどん下がっていきます。
だからこそ、「善玉菌を増やす!」「善玉菌を育てる!」ことが必要になっているのです。