
腸に良い食品を摂っているだろうか。リビング新聞グループのシンクタンクであるリビングくらしHOW研究所は、全国の女性1437人を対象に「食生活の健康」についてのアンケート調査を実施。話題の腸活についても詳しく聞いた。
★意識して食事からとるようにしている栄養素や成分
調査では、日頃の食生活で健康を意識している女性は87.7%。彼女たちに食生活で心がけていることを複数回答で聞いたところ、「野菜をたくさん食べる」77.4%、「栄養バランスのよい食事」67.7%、「朝ごはんを食べる」53.8%が上位に。意識して食事からとるようにしている栄養素や成分は「食物繊維」「タンパク質」「乳酸菌・ビフィズス菌」がトップ3で、食物繊維と乳酸菌・ビフィズス菌は「便秘予防・解消」のために、タンパク質は「疲労回復」のために摂っているという回答が最多だった。
★60代は「腸活優等生」一方で、20代はおなかに自信がなし
ここ1~2年の腸の調子については、「満足」「やや満足」と「不満」「やや不満」がほぼ半々。ただし、60代以上は「不満」が6.9%で「やや不満」と合わせても35.7%なのに対し、20代以下は「不満」が27.8%で「やや不満」と合わせると57.6%にもなり、若い年代ほど腸の状態に満足していないということがわかる。
腸の特徴を聞いた設問でも、若い世代ほど不調の項目を多く選ぶ傾向があり、特に20代はおなかに自信がなく、「便秘しやすい」「ストレスに弱い」「おなかをこわしやすい」が他よりも多いという結果に。