★最も防ぎたい腸内環境の悪化によるリスクは「便秘」が全年代で1位
次に、腸内環境の悪化が引き起こす健康リスクのうち、知っているものを聞いたところ、認知度が高いのは「便秘」(85.8%)や「肌荒れ」(74.1%)で、「大腸がんなどがんの発症」(52.6%)や「免疫力の低下」(48.3%)は半数前後。最も防ぎたい健康面のリスクでは、1位は全年代で「便秘」、2位は20代が「肌荒れ」、30代~50代が「免疫力の低下」、60代は「がんの発症」と、年代による関心の差が出た。
★7割弱が日頃からなんらかの「腸活」を行なっており、そのうち約7割が効果を実感
腸内環境の改善のため、「日ごろ行なっていることがある」人は7割弱。その内容を選択肢を挙げて聞いたところ、「乳酸菌などの善玉菌をとる」が全体の79.3%と特に多く、2位「食物繊維をとる」は66.5%。腸の満足度が特に高い60代は、どの項目を見ても割合が高い“腸活”の優等生です。中でも、「食物繊維」の割合が77.8%と高い点は特徴的。
さらに、この行動に効果を感じている人は7割に上ります。最も感じているのは、「善玉菌」の効果だが、「食物繊維」をとる率が多い60代は、効果の面でも「食物繊維」が「善玉菌」に迫る勢いだ。
【調査概要】
調査期間:2018.03.28~04.01
調査方法:サンケイリビング新聞社公式サイト「リビングWeb」「シティリビングWeb」「あんふぁんWeb」でのアンケート
調査対象:全国の女性
有効回答数:1437人(平均年齢:43.7歳)
構成/編集部