[2003年]メタルデザイン採用のハイエンドノート
アップルコンピュータ『PowerBook G4 15インチ』24万9800円(発売当時)
今の『MacBook』にも通じる、メタル素材を採用。シリーズは2001年から2006年まで販売され、すっきりしたスクエアデザイン、かつハイスペックなノートとして人気を博した。12インチ、15インチ、17インチがあり、大画面モデルは特にクリエイターに支持された。
〈 太田’s Comment 〉手頃な『iBook』に対して、プロ向けの『PowerBook G4』という感じで、価格も含め憧れでした。
[2007年]タブレットとPCのイイトコを先取り
富士通『FMV-BIBLO LOOX U』13万9800円~(発売当時)
Intel Ultra Mobile Platformに準拠し、タブレットのようにタッチ操作が可能なウルトラモバイルPC。5.6型のTFTディスプレイが回転するコンバーチブルスタイルで、液晶パネル横にはスタイラスペンが収納できるようになっていた。
〈 太田’s Comment 〉今でいう2in1パソコン。重さは約580gと軽量で、ミニノート好きの心を掴みました。
[2008年]モバイルルーターとセットで人気だったネットブック
ASUS『Eee PC 4G-X』4万9800円(発売当時)
格安の価格や、モバイルルーターとセット購入すると割引かれるなどの施策で、一時大人気だったネットブックを代表する一台。ロースペックだが、手軽に使えるノートPCとして人気を集め、量販店には専用コーナーも設置されていた。
〈 法林’s Comment 〉当時イーモバイル(現Y!モバイル)の『Pocket WiFi』とのセットでタダ同然で入手できた。
ITジャーナリスト・法林岳之さん
長くモバイル業界の第一線で活躍し、PCからスマホまでガジェットへの造詣が深い。@DIMEの人気連載「スマホ会議」でもおなじみ。
テックライター・太田百合子さん
未来を感じさせてくれるデバイスが大好物のデジタルガジェット愛好家。趣味はクラウドファンディングウオッチ。本誌スマホ記者。
文/編集部
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