[2004年]カスタムジャケットで着せ替えが楽しめる
ドコモ/パナソニック『FOMA P900i』オープン価格(実勢価格3万円前後/発売当時)
パナソニックは『P900i』以降、背面の「カスタムジャケット」で着せ替えができる仕組みを採用。折りたたみのワンプッシュオープンとともに、同社のケータイの代名詞になった。
〈 太田’s Comment 〉スマホのようにカバーやケースのない時代、着せ替えができるケータイは斬新でした。
[2004年]コンパクトさを極めた人気モデル
ドコモ/ソニーエリクソン『premini SO213i』オープン価格(実勢価格1万円台半ば/発売当時)
機能を絞り込むことで、約幅40×高さ90×厚さ19.8mm、重さ69gという、コンパクトサイズを実現。小さくても入力しやすい階段状のキーが採用された。iモードで大画面化が進む中、異色の小型モデルとして人気に。
〈 太田’s Comment 〉iモードケータイでは最小サイズ。のちにシリーズ化もされ、熱狂的なファンを生みました。
[2004年]ボーダフォンとともにやってきた黒船ケータイ
ボーダフォン/ノキア『702NK』オープン価格(実勢価格約2万円/発売当時)
2001年にJフォンを傘下に収めた、ボーダフォンから発売。コンパクトながら、独自のPC連携機能を備え、アプリの追加も可能などPDAライクな機能で人気を集めた。
[2005年]ユーザーの念願叶って生まれたタフネスモデル
au/カシオ『G’zOne TYPE-R』オープン価格(実勢価格1万5000円前後/発売当時)
ストレート型から4年を経て、ユーザーの声を受けて復活したG’zOneシリーズ初の折りたたみモデル。耐水、耐衝撃性能を備えたタフネスケータイの元祖。
〈 法林’s Comment 〉京セラの『TORQUE』にも通じるスタイル。ユーザーの願いが形になった思い出深いケータイ。
ITジャーナリスト・法林岳之さん
長くモバイル業界の第一線で活躍し、PCからスマホまでガジェットへの造詣が深い。@DIMEの人気連載「スマホ会議」でもおなじみ。
テックライター・太田百合子さん
未来を感じさせてくれるデバイスが大好物のデジタルガジェット愛好家。趣味はクラウドファンディングウオッチ。本誌スマホ記者。
文/編集部
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