■やっぱりデカイぞ大谷翔平!
「もちろん、用途は野球だけではないですよ。ゴルフでもいいですし、ウェイトトレーニングでも構いません」
このスリーブは、パフォーマンス向上とともに運動後のリカバリーにも焦点を当てた製品である。筋肉の振動を抑え、腕にかかる余計な負担を取り除くという効果もあるそうだ。
「澤田さん、ちょっとこれ着てみます?」
林氏に促され、筆者はスリーブを手に取る。
「ただ、これは大谷選手が実際に着けてるのと同様のものなんですよ。彼、身長が2m近くあって体重も90kg超えですよね?」
筆者の肉体は身長176cm、体重84kg。腕も長いほうではない。従って、大谷サイズのスリーブをそのまま着用すると見苦しい姿になってしまう。
本来ならば、黒い○印で囲った白いラインの分岐部分が肘関節に来なければならない。それが筆者の腕の長さだと、短すぎて分岐部分が肘まで届かないのだ。恥ずかしい限りである。
しかしそれでも、腕の筋肉を締め付ける感触は体感することができた。サポーターよりもより緩やかな締め具合である。長時間装着しても、決して苦にはならないだろう。