アスパラを湯がいたお湯に合わせたソースのボールを当てて湯煎とし、ゆっくり温めながら撹拌しつつ、溶かしバターを少しづつ加えていく。トロみがついたらオランデーズソースの完成。
★POINT
卵黄は65℃~70℃が凝固温度なので、その温度を意識しながら湯煎にかけ、じっくりと火を通してトロみをつけます。なので、湯煎のお湯はガンガンに沸かし過ぎないようにしましょう。
最後に、皿に生ハム、アスパラを盛り、オランデーズソースをかければ完成です。
【5:00経過】
いかがでしょうか。しっとり濃厚でとても上品。高級感を感じさせてくれますね。オランデーズソースに少しテクニックが必要となりましたが、その分本格的に仕上がりました。また、今回はアスパラとオランデーズを組み合わせましたが、他にも魚や肉料理によく合うソースですので、ぜひ様々なバリエーションで楽しんで頂ければと思います。
『お料理うんちくツイート』~ソースの由来~
日本でソースと言われれば、しょう油かソースのイメージでウスターソースが1番メジャーかも知れない。そもそもソースとは、ラテン語で「塩味の~」を意味するsalsusから由来し、フランス語でsauceである。ちなみにウスターソースはイギリスのウスターシャー州ウスターで生まれたのでウスターソースと名付けられたと言われている。
文/ムッシュ・フジタ